テニスの話ではないのですが、
サッカー日本代表が北中米ワールドカップで強豪オランダと引き分け、
チュニジアに4-0で快勝するなど、世界を驚かせていますね。
彼らのプレーを見ていて何より圧倒されるのは、
ヨーロッパの強豪を相手にしても、全く物怖じせずに
対等に渡り合っている姿です。
かつての日本スポーツ界にとって、
世界は「命がけで挑む憧れの舞台」でした。
しかし、
登録メンバーの大半が欧州主要リーグでタフな日常を送る今の彼らにとって、
世界はすでに「結果を出すべき、いつもの職場」へと変わっているのです。
このマインドこそが、今の躍進を支えています。
ひるがえって、現在のテニス界に目を向けると、
そこには非常にシビアな現実が横たわっています。
現在のツアーは、ヤニック・シナー選手とカルロス・アルカラス選手という
2人の天才が絶対的な壁として君臨する「超・二極化時代」です。
世界との距離を確実に縮めているサッカー日本代表とは対照的に、
テニス界ではこの若き2強が異次元のスピードとフィジカルで
ツアーを完全に支配しており、日本人選手を含めた多くの
プレイヤーとの間に、かつてないほど大きな溝が生まれてしまっています。
だからこそ、
今のテニス界に最も必要なのが、サッカー代表が体現した
「憧れの舞台を、いつもの職場に変える」という
パラダイムシフトではないでしょうか。
シナー選手やアルカラス選手といった異次元の強さに立ち向かうためには、
単に技術を磨くだけでなく、若い段階から海外のタフな環境に身を置き、
彼らのスピードやパワーを「細胞レベルの日常」にしていくしかありません。
世界の壁がどれほど高くても、
そこを特別な場所(憧れ)にしているうちは、
決して超えることはできないのです。
これは、私たち一般のプレイヤーにとっても
全く同じことが言えます。
例えば、
格上の相手や、自分が「上手いな」と憧れる人たちと打つとき、
どこか気後れして「憧れの舞台」にしてしまっていませんか。
もしそうなら、
まずはそのマインドから変えていきましょう。
あえて自分より上のレベルの環境に飛び込んでみる、
上手い人の球のスピードやテンポを自分の「いつもの日常」にしていく。
そうやって自分の基準値(当たり前)を少しずつ引き上げていくことこそが、
私たちがコート上でブレイクスルーを起こす唯一の近道です。
ちなみに、あなたは今の自分の基準値を上げるために、
まずは次の練習でどんな「いつもと違う環境」に挑戦しますか?
もしそんな環境をいきなり作れないのなら、
そこに少しでも近付ける工夫をしてみてください。
速いボールに順応するために、
いつもよりポジションを前にしてみたり、ミスをしたら
ペナルティを課してプレッシャーを自分に掛けてみたり・・・
もし、試合で勝利を目指すのなら、
試合は居心地が良くない環境なので、
居心地が悪い練習環境を作り出してくださいね^^
では!
スリー

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