ダブルスは「雁行陣」と「並行陣」のどちらかに絞るのは時代遅れ?


あなたはダブルスを行う際に、
どのような陣形でプレーしていますか?


ダブルスの陣形には大きく2つあって、
後ろでストロークを打つ「雁行陣」と、
ネットに詰める「並行陣」があります。


コーチになった今は並行陣で戦っていますが、
現役時代は雁行陣でした。


なので、
両方を経験してきた分、双方のメリット・デメリットが分かります。


ちなみに、若い人は雁行陣で後ろから強烈なストロークを
打っている印象がありませんか。


私もたまに若者と対戦することがありますが、
そのストロークの速さに圧倒されます。


仮に自分が前衛で、ストレートにボールが飛んできても、
速くて弾かれることがあるので、並行陣でのテニスが
通用しないと感じることがありますよ。


プロの試合を見ても、ストローク力が上がり過ぎて、
ボレーで勝負する選手が減りましたよね。



私が学生の頃のウィンブルドンは、
ほぼ全員がサービス&ボレーをしていて、
ラリーがほとんどないから面白くなかったです。


そう考えると、道具の進化もあり、
今はストロークがボレーを凌駕している時代なのでしょう。



ですから、ストロークが強い相手に対して、
ネットに詰めて戦う並行陣は勝ちにくい陣形なのかもしれません。


だから、私を含め、並行陣でダブルスを行っている方は、
ストローカー対策として、少し戦術を考えましょう。



並行陣オンリーの戦い方は、
ストローカーにとっては動く標的として捉えられています。


ボレーヤー目掛けて打ち込んでくるので、
時には前に行かずにベースライン付近にステイするなどして、
相手に次を読ませない動きが必要になってきますよ。


つまり、
並行陣と雁行陣を織り交ぜた戦い方です。


逆を言えば、雁行陣で戦ってくるストローカーも、
急に前に詰めてきて、ノーバウンドで打ち込んでくるので、
並行陣も使ってきます。


こんな感じで、両方の陣形をうまく使って、
自分たちのテニスを行うことが主流となりつつあるので、
我々もどちらかの陣形だけに固執せずに、2つとも練習しましょうね^^

では!

スリー

コメント

タイトルとURLをコピーしました