以前、今年の全仏オープンにおける
「伝説の試合」についての記事を書きました。
⇒【「伝説の試合」についての記事】
歴史に残るような決勝戦でしたので、
感情そのままに書いたことを覚えています。
そんな中、記事について感想を
送ってくださった方がいらっしゃったので、
シェアさせていただきます。
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いつも楽しくメルマガ拝読させて頂いてます。
Aと申します。
フレンチオープン決勝で、2セットダウンから
3セットを連取して優勝した記憶は、
1984年のレンドルvsマッケンローです。
マッケンローが2セットアップ、
結果的に生涯フレンチ初優勝できるか?ってところで、
当時、無冠の帝王レンドルが3セット連取して、初優勝したのでした。
余談ですが、フレンチ取れなかった
マッケンロー、ウィンブルドン取れなかったレンドル・・。
41年の時を経て、同じシーンが観られるとは!感慨深いです。
そして、今後はアルカラスとしなーの2今日時代の到来か?
いやいや、私としては、
群雄割拠な方が面白い(笑)。
では、また。
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【スリーの回答】
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Aさん
メールありがとうございます!
確かにマッケンローとレンドルの全仏も
天下分け目の戦いでしたね。
振り返るとテニスはこのような歴史に残る試合が行われるので、
目が離せませんよね。
今はアルカラス選手とシナー選手が新しい時代を引っ張っていますが、
更なるストーリーが生まれるかもしれませんので楽しみです^^
スリー
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—————まとめ—————-
私は普段から日本におけるテニス人気の向上を目指して、
日々努力していますが、現状はテニスの国内競技人口は減少傾向です。
一方世界のテニス競技者人口は増加傾向です。
要因はいくつもあると思いますが、
今回の全仏の決勝戦のようなエキサイティングな
試合を見れば、多くの人はテニスに魅了されますよね。
そして、もうひとつは今回感想をくださった方が
お話されているような「歴史」が関係していると思います。
レンドル選手もマッケンロー選手も
テニス界のレジェンドですが、同じ舞台でアルカラス選手と
シナー選手がたくさんの人の記憶を呼び起こす戦いを行いました。
このように時を超えた試合に
ファンが付くのは当然ですし、
今後も引き継がれていくでしょう。
そうなると、世界におけるテニスはもはや
「文化」とも言えるので、これからも追求と探求が行われ、
発展し続けるはずです。
一方、国内におけるテニスがそこまでの
インパクトを持っているのかと問われると、
難しいのが現状ではないでしょうか。
日本最高峰の大会である
全日本テニス選手権の観客席も空席が目立っていますし、
錦織圭選手や大坂なおみ選手がグランドスラムで活躍することによって
メディアに注目されていた流れも今は皆無となっています。
ただ、錦織圭選手や大坂なおみ選手によって、
世界から注目されているグランドスラムで日本人選手が
個性を生かして躍進する姿が国内のテニス人気に影響することは
証明されました。
なので、
国内から強い選手が生まれることが、
日本のテニス人気に直結することは確実です。
だけど、
それ以外の方法でも日本テニス界を盛り上げたいですよね。
ですから、まずはひとりでも多くの方が
「どうすれば国内のテニスが盛り上がるのか」を
考えることから始めてみるのも良いかもしれません。
今現在の日本のテニス競技者人口は300万人と言われているので、
その力が合わされば、大きなものが生み出せるような気もします。
私も300万人の内の1人なので、
まずはこのような発信を行ってみました。
それでどうなる訳でもないことは分かっていますが、
この積み重ねがいつかは大きな力になると信じています。
もし、このまま国内におけるテニス人気が落ちていくと、
ラケットなどを開発するメーカーがテニスに力を入れなくなるので、
私たちの手元には毎年同じような道具しか手に入らないかもしれません。
それ以外にも、
メディアに取り上げられないから、情報も入ってきにくいし、
人気がないとそもそも選手を目指す人も減ることになります。
だから、自分が取り組んでいるスポーツは
国内で人気がある方が選択肢が広がるので、
我々はできることをできる範囲で頑張りましょう^^
では!
スリー
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