前回の記事であなたのテニス上達にもつながる
全米オープンの楽しみ方についてお話しました。
⇒【「テニス上達につながる!全米オープンテニスの楽しみ方」の記事】
そんな中、今回はその記事に対しての感想をいただいたので、
紹介させていただきます。
私自身、試合観戦をすることによって大きく上達した
過去があるので、ぜひ参考にしてください。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 56~60歳
■テニス歴(フリー04): 約15年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合わせ内容(フリー08): 感想
■内容を教えてください。(フリー09):
【Yさんのご感想】
全米オープン観戦楽しんでいます。
ラフター懐かしいです。
今日は、この後望月選手が試合ですが(残念ながらライブでは見れませんが)、
望月選手のプレーは見ていて楽しいですね。
ネットの取り方、ボレー、スマッシュの上手さ、センスを感じます。
シングルスでのネットプレーのイメージ作りに最適と思って見ています。
また、自分が試合に出るようになり、
試合の中でもメンタルのアップダウンにも注目するようになりました。
大坂選手も錦織選手も集中してる時と
そうでないときは表情に表れているように思います。
テニスは見るのもするのも楽しいですね。
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【スリーの回答】
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Yさん
ご感想ありがとうございます!
スリーです^^
ラフター選手も望月選手もやはりネットプレーが上手な点が
観戦していて楽しいと感じるポイントなのかもしれませんね。
そして、それを自分自身のプレーに
取り入れられたときの喜びも大事だと思います。
しかも、Yさんは試合に出られているので、
「このポイントではどうすればいいのか」みたいな駆け引きや、
メンタル面にも目がいくのでより観戦を楽しめるのでしょうね!
私もメンタル面を想像しながら試合を見るので、
「よくこの状況で攻められたな〜」みたいな楽しみ方をしていますよ。
そう考えると、観戦は見方によっては色んな楽しみ方ができるので、
残りの試合も色んな角度から観ていきましょうね^^
スリー
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—————まとめ—————-
私が一番ビデオで何度も見返した試合は
1997年の全日本テニス選手権の決勝戦です。
ただ、その話をする前に、
1年前である1996年の鈴木貴男選手と本村剛一選手の決勝戦は、
まだテニスを始めて間もない高校生だった自分にとっては最高の試合でした。
ネットプレーを得意とする鈴木選手と、
ストロークが武器の本村選手。
この対照的なプレースタイルが、
よりテニスの魅力を引き出していました。
果敢にネットに詰める鈴木選手に対して、
後ろからドンドンストロークで抜きに行く本村選手との駆け引きが、
見ていて楽しくて仕方がありませんでしたよ。
最終的に最後まで強気で前に出続けた鈴木選手の優勝が、
松岡修造選手の次の時代を担う選手が出てきたことを
世間に知らしめるシーンとなったのです。
それらを踏まえた上で、1997年の全日本テニス選手権も
鈴木選手は決勝まで勝ち上がり、対戦相手である増田健太郎選手を
ストレートで破り、見事大会連覇を成し遂げました。
そのときの試合内容が去年の鈴木選手の戦い方とは違って、
ストロークを多用していたのが印象的でしたね。
その当時は海外でストロークの練習を重点的に行っていたようで、
全日本で2度優勝したことがある増田選手の安定したストロークを
崩しての連覇は、自分のプレースタイルにも大きな影響を与えてくれました。
私は高校生のときにマイケル・チャン選手を模範にしていたので、
ほとんどストロークしか使っていません。
だけど、
鈴木選手の登場でネットプレーにも目覚め、
自分のプレースタイルがよく分からなくなっていました。
しかし、ストロークを多用した1997年の鈴木選手のプレースタイルなら、
自分も真似しやすいと思い、ビデオが擦り切れるくらいその試合を何度も見ましたよ。
こんな感じで、試合観戦は現地に行かなくても、
真似や憧れから自分のテニスに活かすことができますし、
今ならネットを使って簡単に見ることができますよね。
私としては、なぜそのような体の使い方をするのかを、
テニスコーチになってからずっと研究し続けてきたので、
これからも記事を通じて分かりやすい解説をしていきますので、
分からないことがあれば質問してくださいね^^
では!
スリー
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