バックボレー上達のポイントはフォアボレーとの違いを知ること


働いているテニススクールでは、
今まさに「バックハンドボレー」
テーマにレッスンを行っています。


ちなみに、生徒さんを見ている限りだと、
フォアハンドボレーの方が得意な人が
多い印象があります。


その一番の理由はバックハンドストロークと同じで、
「打つ回数が少ない」ではないでしょうか。


ウォーミングアップでストロークやボレーのラリーを
取り入れていますが、フォア8割、バック2割という
比率で打っているように見えます。


そうなると、
当然打つ回数が多いフォアストロークとバックストロークが
得意になるのは自然なことですよね。


なので、もしあなたもバック系のショットを苦手としているのなら、
単純にフォアとバックを使う比率を見直してください。


6:4ぐらいにするだけでも、
大分改善されますよ。


そして、今回はバックボレーをメインにお伝えしようと思うのですが、
「サイドスピン」が掛かって上手く打てないのも原因だと捉えましょう。


横に切るようにスイングしている方は
バックボレーを苦手としている証拠です。


なぜなら、
バックボレーは右腕(右利きの場合)を左にセットしてから
スイングするので、どうしても左から右への横振りになります。


ですから、バックボレーのこの原理を利用するには、
意図的に横を向く必要があるのです。


簡単に説明すると、
左から右のスイングも、体ごと左を向けば、
後ろから前へのスイングになりますよね。



フォアボレーは利き手側のショットなので、
正面向きでも後ろから前へのスイングができるので、
そこまで横向きを意識しなくても打つことができます。


だから、
フォアボレーの方が打ちやすいという人が
多いとも言われています。


そして、仮に横向きを作れても、
「バックボレーはフォアボレーより打点が後ろ」
という理由も大きく影響しているでしょう。


横向きを作ってバックボレーを打とうとしても、
いざボールが飛んで来たら、体よりラケットが先に出て、
右利きなら面が右に向いてしまう現象が起きるのです。


フォアボレーは体より先にラケットが前に出ても
良いのですが、バックボレーはそれをすると真っすぐに
ボールを飛ばすことができません。


ボールをひきつけて、
体が開くのを抑えて打つことによって、
はじめてラケットがボールに対して真っすぐ向くのです。



だから、バックボレーはフォアボレーより
打点が後ろであることを覚えておいてください。


コツは、ボールが飛んで来たら、
ラケットではなく、右肩(右利きの場合)で
迎えに行くイメージを持っておきましょう。


レッスンでは、
「肩から体当たりするように」という
ボールの迎え方のアドバイスを行っています。


この辺もフォアボレーとはまったく違う
体の使い方なので覚えておいてください。


今回お伝えしたことを知っておけば、
フォアボレーとバックボレーは別物であることが
伝わったと思いますので、それだけでもあなたの
ボレーは一変しますよ。



また、今回お話したことは映像で確認した方が分かりやすいと思い、
動画としてもアップしているので、こちらも参考にしてくださいね^^



【「バックボレー上達のポイントはフォアボレーとの違いを知ること」の動画】

  ↓ ↓ ↓

では!

スリー

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