私が働いているテニススクールでは、
レシーブをテーマにどのコーチも1週間レッスンを行っています。
なので、私もレシーブをテーマにレッスンを行っているのですが、
正直、レシーブに打ち方はありません。
大事なのは、
ダブルスを前提となりますが、
1、相手コートに返す
2、相手前衛に決められない
3、相手にプレッシャーを与える
これらを目標に取り組んでもらうようにしています。
そうなると、当然相手のサーブにもよりますが、
まず1つ目の「相手コートに返す」を実現するためには、
コンパクトなスイングを心掛けましょう。
大振りになると、コンタクト率が下がって、
ネットやアウトを誘発します。
それに、相手が良いサーブを打ってきた際に、
こちらもムキになって打ち込んだらミスが増えるものです。
ですから、
まずはテイクバックを小さくすることから始めてください。
そして2つ目の「相手前衛に決められない」ですが、
これは言い換えると、「クロスに角度をつけて打つ」です。
そのためには、打点を前にする必要があります。
打点が前になればクロスにボールが飛んでいきますし、
打点が後ろになればストレートにボールが飛んでいくものです。
基本的にストレートには相手前衛が立っているので、
レシーブは打点を前にすることが必須条件となりまります。
コツとしては、肘を体の前に持ってくると、
打点も前になるので、クロスにボールが飛んでいってくれますよ。
理想は、最初の項目のときにお話した、
テイクバックをコンパクトにして、肘を前にすることです。
それだけで、クロスにボールが打ちやすくなるので、
この2つを意識するだけでも、レシーブは及第点と言えます。
そこに、3つ目の「相手にプレッシャーを与える」ですが、
コンパクトなテイクバックだと、どうしても威力は落ちるはずです。
だから、
下半身の推進力を利用するしかありません。
つまり、「後ろから前への力」を利用するのです。
イメージとしては、「ワンバウンドで打つボレー」のような体の使い方なので、
まずはボレーの素振りをして、あとはワンバウンドのボールに対しても
同じ感覚で打てるようにしましょう。
こんな感じで、
・コンパクトなテイクバック
・肘を体の前にセットして打点を前にする
・ワンバウンドで打つボレー
この3つが重なり合ったとき、
理想のレシーブが打てるようになるので、
あなたもぜひ意識してくださいね^^
では!
スリー
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