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その他テニスを工夫する
その際にたくさんの方に興味を持っていただき
ありがとうございます。
そんな『超テニス塾plus』内で最近、
「ロビングの使い方」についての動画を公開したところ、
「ミス待ちテニス」について、経験談を踏まえた上で
ご意見をいただきました。
ちなみにその方のお話は、見ていた試合で、
60代の方が20代のパワーヒッター相手に、
じりじりミスを誘って2ー5から連続でゲームを取り、
最終的に逆転勝利を収めたようです。
私も現役時代はミス待ちテニスをしていたので、
その話を聞いたときは結構共感できましたよ。
ただ、
これは自分が現役時代に痛感したのでお伝えしたいのですが、
ミス待ちテニスには限界があります。
ある程度の相手まではこちらのミスを減らすだけで
勝率は高まりますが、勝ち進んでいくと
それが通用しなくなるのです。
私の場合、ミスを減らすために高い弾道の中ロブを多用していましたが、
高い打点から打ち込んでくる相手にはそれが効きません。
また、つなげるために速度を落としていましたが、
緩いボールに対して、相手がどんどんネットに詰めてきて、
ボレーで決められるというパターンでやられたこともあります。
だから、
私の中ではオフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)の
バランスが大事だという結論に至っています。
そういう意味では初心者の人ほどオフェンスの比率が高くて、
自滅という負け方が多いです。
これは私も経験があるので分かるのですが、
「攻めないと攻められる」という心理から攻め急いでしまい、
最終的にミスが増えて負けてしまいます。
私は攻め急いでいる自分に気付き、
そこから「深いボールを打てば相手はそう簡単に攻めてこない」
という戦術を取り入れてからは、焦らなくなりましたよ。
結果的にそこからディフェンシブなテニスに変わっていき、
ミス待ちテニスに移行していったのです。
でも、相手も同じくらいディフェンシブなテニスをしてきたら、
甘くなったボールのときに仕留めるオフェンス力の高い方が勝てるので、
私はネットに詰めてボレーで決めるというポイントパターンを作りました。
こんな感じでミス待ちテニスを入り口にして、
そこから自分に合ったプレースタイルを作り上げ、
「ディフェンス8:オフェンス2」という
カウンターテニスが生まれたのです。
当然、人によってはもう少し
オフェンスの比率が高くなるかもしれませんので、
この辺は自分に合った戦い方を模索していきましょう。
そもそも、ミス待ちテニスではなく、
「攻めのテニス」を入り口にして自分に合った
プレースタイルを見つけ出す方もいるはずです。
大事なのは、「テニスを工夫する」という発想なので、
今一度、オフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)の
比率と見直して、どうすれば勝利につながるのかを
今回の記事を通して、考えるきっかけにしてくださいね^^
では!
スリー
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