テニススクール活用法.com

何となくパワーと聞くと、
強いショットやスピードボールを想像されると思います。


でも、
私が生徒さんに求めているのはパワーを出すことであって、
どちらかといえば下半身の使い方だったりするのです。


例えば、
「手打ち」というフレーズを耳にすることがあると思いますが、
手の力だけだとなかなかパワーを出すことはできません。


それより、
明らかに腕より太い足の筋肉を使った方がパワーは出せるでしょう。


なので、レッスン中はひたすら
下半身を使った練習をしてもらいました。


ポイントは、

１、スタンスを広く取る
２、地面を蹴ってパワーを生み出す
３、体幹を使ってラケットを振る


この３つを意識しながら練習を進めていきました。


すると、元気なときは下半身を上手く使ってプレーできていましたが、
疲れてくると段々手で打ってしまうシーンも増えてしまいます。


ここを乗り越えて、当たり前のように下半身から
パワーを生み出すテニスができるようになれば、
簡単にスピードボールや深いショットが
打てるようになるので、辛抱強く頑張りましょう。


また、パワーが出せるようになれば、
相手の強いボールも返せますし、
スライスショットなどの跳ねないボールも持ち上げられます。


女性の方だと、
男性の重いボールにも対応できますよ。


テニスはどうしても速いボールに注目されますが、
私は返せるボールが増えるのでパワーを出せる方が
大事だと考えています。


そのためにも地面からパワーを借りて、
そのエネルギーを下半身から上半身に伝えられる体の使い方を意識してください。


「スピードではなくパワー」


この考え方はあなたのテニスを
大きく変えるきっかけになるはずですよ^^

では！

スリー