テニススクール活用法.com

ちなみに、
あなたは素振りによる練習を行いますか？


私はそこそこするタイプですが、
素振りを推奨していない人が周りにいたので、
その理由を聞いてみました。


すると、テニスは飛んでくるボールを打つスポーツなので、
そうではない状況で練習することにあまり意味がない
という答えでしたよ。


確かにその考え方には一理あるでしょう。


でも、同じ球技でも野球選手は素振りを
とても大切にしています。


テニスのように動いて打つ訳ではないので、
まったく同じではないですが、効率的な体の使い方による
スイング速度の向上や、バランスを崩さないフォームの
開発につながっているはずです。


それはテニスにも必要ですよね。


ただ、やはりテニスはサーブ以外、
動きながらスイングするので、その要素を
取り入れて素振りをすることをオススメします。


また、スイング速度の向上に重点を置くのなら、
普段より重いラケットで素振りをしてください。


ラケットカバーをつけて素振りをするのも
スイング速度を高めるには持ってこいですよ。


あとは、普段お伝えしている正しい体の使い方を
意識して素振りをすることは「体に覚え込ませる」
という役割を果たしてくれます。


練習の最大の目的は「再現性」なので、
どんな場面でも自分のスイングが発揮できるように、
体に覚え込ませる素振りをしてください。


コツは「練習は意識的に、本番は無意識で」です。


いざゲームをするときに、何も考えていなくても、
勝手に練習したスイングができたら素振り練習の
目的は達成したことになります。


そのためにも、
練習時は体をどう使いたいのかを明確にして、
１スイングを丁寧に行ってください。


そうすることによって、
素振りは質の高い練習法になるので、
すべては取り組み方次第ですね^^


では！

スリー