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ストローク

こんな基本的なことで・・・


先日、私のプライベートレッスンを受けてくださった方がいたのですが、
悩みは試合で大事なポイントが取れないということでした。


そこで、まずは簡単なラリーでストロークのフォームチェックをしたところ、
どう見ても手打ちだったので、「手打ちになっていますよ」と伝えました。


でも、本人はそういう意識はなかったようで、
しっかり体を使って打っていると思っていたようです。


そこで、フォームチェックとして手出しのボールを打ってもらったら、
どう見ても体重が前に流れて、軸足が使えていませんでした。


ですから、その方は右利きなので、
「右お尻にタメを作ってフォアハンドストローク打ってください」
とお話した上でボールを出したのです。


だけど、テイクバックした瞬間から体重は前に流れて
左足を軸にしてボールを打っていました。


つまり、
その方は軸足を間違えていたのです。


右利きのフォアハンドストロークを打つのなら、
右足を軸にしてボールを打たなければならないのに、
左足に体が流れた状態でスイングしていました。


なので、体重移動が生み出せないことによって
手打ちになっていたのでしょう。


しかし、本人はそのことに気付かずに、
ここ最近、ずっと調子が悪かったようです。


その方は「こんな基本的なことで・・・」
ショックを受けていましたが、こういうちょっとしたことで
テニスの調子はいくらでも悪くなります。


むしろ、基本次第でテニスの良し悪しは
大きく左右されるのです。


だから、もしあなたもテニスの調子が悪いと感じたときは、
基本に立ち返ってください。


意外に原因は難しいことではなく、
分かりやすくて簡単な理由だったりします。


ただ、自分では気付きにくいので、
誰かに見てもらうなどして、客観的な意見を集めましょう。


長い期間を1人で悩むより、誰かに見てもらって、
できるだけ早く解決した方が効率的ですよ。


とは言え、自分と向き合うことも大切なので、
ある程度は考える時間を設けてください。


この、主観的な考えと客観的な意見のバランスが大事なので、
どちらかに偏らないように工夫ましょうね^^

 

 

では!

 

 

スリー

 

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