教えたがりの人に困っています


今回はテニスの技術的な質問ではなく、
スクール内でのお悩みを受けたのでお答えします。


内容は「教えたがりの人に困っています」なので、
もしあなたも同じお悩みを持ちなら参考にしてください。


ちなみにその方はテニススクールに2年前から通っていて、
今は初級クラスで頑張っている女性の方です。


普段からレギュラー8人のクラスでレッスンを受けているとのことでしたが、
その内の60代ぐらいの男性が毎回アドバイスをしてくることに困っている
というお悩みでした。


ちょっとした休憩のときに、しっかり打ち方のアドバイスをしてくるので、
コーチのレッスンを受けにきているその方からしたら迷惑だそうです。


だけど、クラスの人間関係上、むげな扱いもできないので、
とりあえず聞くフリをしているそうですが、余計な情報を入れたくないのに、
その人のアドバイスを受けないといけない時間が苦痛とも仰っていました。


この光景は私もレッスンをしてたら見かけることがあるので分かりますが、
教えている方は親切心が前提なので、断りにくいと思います。


私も度を越したアドバイス行為は注意しますが、
コミュニケーションの一環にも見えるので、
難しい問題であることは確かです。


実際、注意した生徒さんに「ピアノ教室に通っていたらピアノの話をするのと一緒で、
テニススクールでテニスの話をするのはいいでしょ」
と言われたことがあります。


そういう過去があるので、もし顕著にアドバイス行為をされる方がいる場合は、
レッスン前に「生徒間によるアドバイスは禁止」と全員に伝えるようにしていますよ。


ただ、そこまでしなくても、
サラッと「レッスン中のアドバイス行為は無しで」と伝えたら、
大抵の方は分かってもらえることが多いです。


ですから、クラス内での困りごとは、
担当コーチに相談するのが一番だと思います。


だけど、グループレッスンは色んな人が集まってレッスンを受けるので、
価値観や感情面での困りごとはコーチでもなかなか介入できないのが現状です。


なので、
レッスンでの出来事以前に、人間関係によるお悩みに関しては、
「自分はそこまで完璧なのか」と自問自答してみましょう。


誰もが知らない内に、誰かに嫌な思いをさせている可能性があるので、
実はお互い様だったりします。


私はそのような考えも持つようになってから、
色々許せるようになりました。


しかし、「生徒間でのアドバス」のように、
スクール内でも禁止されているルール違反に関しては
コーチに相談することをお勧めします。


このような感情のコントロールは
テニスにおける「ブレないメンタル」につながるので、
もしあなたがテニスコート内で気持ちが乱れる出来事があったときは、
今回お話していることを思い出してくださいね^^

では!

スリー

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