前回は「勝敗を分けるテニスのレシーブ力を高めよう」
という記事を更新しました。
⇒【「勝敗を分けるテニスのレシーブ力を高めよう」の記事】
今回はサーブにクローズアップしてお話していきます。
テニスにおいてサーブは唯一自分のリズムで始められるショットであり、
攻撃の第一歩でもあります。
プロの試合でも「サービスエース」や「サーブ&ボレー」など、
サーブを起点とした得点が多く見られます。
今回は、初級者から中級者に向けて、
サーブの質を高めるための基本と応用テクニックを6つに分けてご紹介します。
【1、正しいグリップを選ぶ】
まずはグリップの確認から始めましょう。
一般的には「コンチネンタルグリップ」がサーブには適しています。
これにより、スピンやスライスなど多彩なサーブが打てるようになります。
慣れないうちは窮屈に感じるかもしれませんが、安定性と威力を両立するためには欠かせない基本です。
【2、トスの位置を安定させる】
トスが不安定だと、どんなにフォームが良くてもサーブは安定しません。
理想的なトスは、打点の少し前方で、頭上からやや右側(右利きの場合)に上がる位置です。
手首の力を抜き、肘を伸ばして静かにトスを上げましょう。
【3、フォームを分解して練習】
サーブの動作は複雑なため、一連の動きをいくつかの要素に分けて練習するのが効果的です。
特に重要なのは「テイクバック」「膝の曲げ伸ばし」「インパクト」「フォロースルー」の4点。
鏡や動画でフォームを確認しながら、それぞれの動きを丁寧に練習しましょう。
【4、スピンを使い分ける】
サーブには、フラット、スライス、スピンサーブなどがあります。
フラットは速度重視、スライスは横に曲げて相手を外に追いやり、
スピンは高く跳ねさせて相手のタイミングをずらします。
相手や場面に応じて使い分けることで、サーブのバリエーションが広がり、
試合で有利に立てます。
【5、サーブの狙い所を意識する】
コースの打ち分けも重要です。ワイド、センター、ボディといった選択肢を持つことで、
相手に的を絞らせずにすみます。特にセカンドサーブでは、確実に入れるだけでなく、
相手のバック側を狙うなど戦略的なコントロールが求められます。
【6、実戦練習とメンタル強化】
試合ではプレッシャーがかかるため、普段から実戦を想定した練習をしておくことが重要です。
1ポイントごとにサーブからラリーを始める形式の練習や、タイブレークのシミュレーションなどを取り入れてみましょう。
また、ミスを引きずらない強いメンタルもサーブ力の一部です。
サーブの上達は時間がかかるものですが、
確実に磨けば試合の主導権を握ることができます。
今回ご紹介したポイントを意識して、
ぜひ日々の練習に取り入れてみてください。
さらに詳しい練習法や上達のヒントは、
前回好評だった私のレッスン動画のランキング表でも紹介しています。
あなたのテニスライフをより豊かにする情報が満載ですので、
ぜひご覧くださいね^^
↓ ↓ ↓
【スリーのレッスン動画ランキング】
では!
スリー
コメント