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その他主観ではなく、数字による客観的なテニス談義ができる
実戦クラスを担当しているので、
たまにレッスン内で試合をしてもらいます。
最近はコロナ禍で、
なかなか試合を見に行くことができなくて、
どれだけレッスンと試合にギャップが
あるのかが分かりません。
基本的に試合はどれだけ自分の持っているものを
表現できるのかが課題となるので、
こればかりは実戦を見る必要があります。
そんなときに有効なのが
「スコアを付けた試合」です。
レッスン中に生徒さん同士で試合をしてもらっても、
どうしても練習の延長になってしまうので、
本番特有の臨場感が生まれません。
でも、スコアを付けることによって、
「見られている」という緊張感が
試合の雰囲気を作ってくれます。
しかも、スコアは客観的な事実を記録できるので、
ダブルスでも個人の特徴を計ることができるのです。
なので、もしあなたも機会があればスコアを付けて
試合を行ってみてください。
すごく簡単なスコアの付け方として、
エースとミスだけをチェックするのをお勧めします。
例えば、AさんとBさんのペアと、
CさんとDさんのペアが対戦するとしましょう。
そしていざ試合が始まって、
Bさんがミスをしたら「1ミス」のチェックをするだけです。
その後もBさんがミスを重ねる度に「2ミス」「3ミス」と
チェックしていけばいいので簡単ですよ。
当然、他の方がミスをしたら
その方に「ミス」をチェックします。
また、エースを取ったらこれも個人に「1エース」と
付けていきましょう。
そして試合を終えて、
個人でどれだけエースとミスをしたのかを見ることによって、
何かしらの気付きに出会えるのです。
ちなみに、
私は「フォアハンドストローク」や「バックボレー」など、
ショット別にエースとミスのチェックをするので、
より個人の特徴を知ることができます。
もっと細かくスコアを付けようとしたら、
いくらでも追求できますが、やり過ぎるとプレーしている人が
何をどう見たらいいのかが分からなくなるので、最初はエースと
ミスの数だけでいいですよ!
基本的にやり方は決まっていないので、まずは自分なりの方法で、
一度誰かの試合のスコアを付けてみてください。
あとから他の方にその方法を伝えて、
お互いにスコアの付け合いなどをすれば、
主観ではなく、数字による客観的なテニス談義ができるので、
良かったらあなたのテニスコミュニティに導入してくださいね^^
では!
スリー
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