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「失敗は成功のもと」にしなければならない

 

北京オリンピックも終わり、改めて振り返ったときに、
印象に残ったシーンが2つあります。



ひとつは高木菜那選手の涙です。


パシュート決勝で最後のコーナで転倒してしまい、
2大会連続の金メダルを逃してしましました。


その後行われたマススタートでも転倒してしまい、
こちらも2大会連続の金メダルを逃してしまったのです。


私は平昌オリンピックのマススタートで高木菜那選手が
金メダルを取った笑顔が一番印象的だったので、改めて
人生は山もあれば谷もあると感じました。



ただ、これだけの振り幅を経験した人は
きっと色んな人の気持ちが分かると思うので、
長い目で考えたらこの結果は金メダル以上の
大きな財産になるのではないでしょうか。



そしてもうひとつ印象的なシーンは
女子フィギュアスケートのワリエワ選手です。


誰が見ても才能に満ちあふれている選手なのに、
ドーピング問題で一気に彼女に対する評価が
変わってしまいました。



そんな状態で行われたフィギュアスケートの
女子シングルでは何度も転倒やミスが重なり、
最終的に4位で終えることとなったのです。


正直、順位など関係なしに、
あの能力を遺憾なく発揮した姿を見たかったですね。


当然、メダルも大事だとは思いますが、
見ている側としては、これまでに見たことがないような
素晴らしいパフォーマンスに感動しますし、それが結果的に
そのスポーツのレベルを高めてくれます。



テニスも日本人選手が出ていなくても試合を見るのは、
単純に凄いプレーが繰り広げられているからです。


ここに国境はありません。


確かに日本人選手に勝ってもらいたいし、
メダルを獲得したら嬉しいです。


だけど、勝ち負け以上に
見ている人が感動できるのもスポーツの魅力だと思います。



そう考えると、ドーピング問題は感動を蔑ろにして、
勝ち負けに固執した結果だと感じます。



もしかしたらワリエワ選手は最高の滑りで世界中を魅了し、
氷上で最高の笑顔になっていたのかもしれません。


だから、
スポーツはどれだけ上達したとしても、
「自分を表現するひとつの手段」という側面を
忘れてはいけないのではないでしょうか。


勝ち負けのために
これまで自分が頑張ってきたことを表現するのなら、
どんな結果であれ得られるもはあるでしょう。


しかし、勝ち負けしかないのなら、
負けたときに一体何が残るのでしょうか。



自己表現は結果から新たな表現方法を模索すればいいですが、
勝ち負けだけだと結果しか評価されません。


そして、
これらは指導者が導く仕事だと考えています。


なので、今回は分かりにくい部分があったかもしれませんが、
私たち指導者は普段の接し方によって相手の道筋を作っていくので、
私も生徒さんがどんな結果になったとしても次につながると
感じてもらえるような指導を心掛けたいです。

 

 

では!

 

 

スリー

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