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ボレーコンチネンタルグリップでのボレーって捉える位置が違うのか
学生時代はシングルスとダブルスを
6:4くらいの比率でプレーしていたので、
ストロークを打つことが多かったです。
でも、
今は2:8くらいでダブルスをするので、
ボレーを打つ回数がかなり増えました。
その結果、使うグリップの比率は
かなりコンチネンタルグリップが多いです。
ちなみに私がストロークを打つ際のグリップは
セミウエスタングリップですが、ダブルスではあまり
使いませんね。
この部分はプレースタイルにもよるのですが、
きっと多くの方がダブルスの場合、コンチネンタルグリップによる
ショットを多用すると思います。
今回はそんなコンチネンタルグリップについてお話していますので、
まずはこちらの質問からご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): K
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): それ以上
■テニス歴(フリー04): 20年くらい
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Kさんのご質問】
スリーさん、今晩は。
今年はストローカーからオールラウンダーに脱皮しようと
コンチネンタルグリップのちゃんとしたボレー習得に取り組んでます。
ボレー練習が今、面白くてたまりません。まだまだ全然ダメですけどね(汗.....)
だけど
バックボレーって思っていたよりも意外に易しい?のかなと感じてます。
これはリターンでバックハンドのスライスを
多用するようになったためかなと思います。
が、問題が有りますので質問させて下さい。
体から遠いボール、体が伸ばされてる時の
ボレーが上に飛んで行ってしまいます。
自分なりに分析すると、ウエスタングリップのボレーと
コンチネンタルグリップでのボレーって捉える位置が違うのか?
ウエスタングリップの時のように前で捉えているから上に飛んでくのか?
と感じてますがどうなんでしょう?
この分析が正しいのか、
どうやって修正すればいいのかをご教示頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。
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【スリーの回答】
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Kさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
遠いボールに対するコンチネンタルグリップでの
ボレーについてですね。
コンチネンタルグリップは包丁を持つような握りなので、
フォア・バック両面で打つことができるので、
最初は難しいかもしれませんがドンドン練習してください。
ただ、遠いボールについてですが、
ウエスタングリップなどの厚いグリップより
薄いグリップであるコンチネンタルグリップは
リーチがあるので今まで届かなったボールも触ることができます。
でも、それが弊害になり、
「とりあえず触る」になってしまうことが多いのです。
リーチがないと、その分自分で動いて打っていたのに、
触れてしまうから面の向き関係なくボールを打ってしまいがちです。
ボレーのようにスイングが小さいショットは
この「面向き」がほとんどのミスの原因です。
なので、
リーチがあるショットこそ面をしっかり作っては、
自分で動いて打つようにしてくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
これはフォアボレー、バックボレー関係なく、
グリップの特性があります。
それは、
ウエスタングリップのような厚い握り方の方が、
コンチネンタルグリップのような薄い握り方より
打点が前ということです。
これは意外に知られていません。
だから、
どんな握り方でも同じ打点で打とうとしている人を
結構見かけます。
大体、最初の頃はウエスタングリップほどではないにしても、
少し厚めのグリップでボレーを教わると思います。
ただフォア、バックどちらかの握りが厚いと、
どちらかのグリップは打ちにくいくらい極端に薄くなります。
なので、
ある程度ボレーが打てるようになってきたら
フォア、バック両方とも同じくらいの握りになる
コンチネンタルグリップがお勧めです。
でも、そうなると厚いグリップほど打点が前ではないので、
体全体で押し出すように打つ必要が出てきます。
だけど、そこで厚いグリップの名残が出て、
つい腕を伸ばして前打点で打つ癖が出てしまうのです。
それがボレーによる手打ちを生み出してしまうので、
コンチネンタルグリップに変えたときは、
体当たりするイメージでボレーを打ってください。
手からボールを迎えに行くのではなく、
体全体でボールを迎えに行く感覚が薄いグリップのボレーです。
このスイングができるようになれば、
ブロックレシーブやスライスショットにも応用できますので、
薄いグリップのボレーは先に面を作って、あとはボールに
体当たりするような感覚で打つことを覚えてくださいね^^
では!
スリー
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