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本気になったレジェンドから学ぶべきこと


全英オープンの男子準々決勝で錦織選手が
フェデラー選手とベスト4を掛けた対戦がありました。

 

フェデラー選手はグランドスラム大会で20回も
優勝している、誰もが知っている歴代最強の選手です。


全英オープンも8回制覇しているので、
「芝の王者」とも呼ばれています。


そんなテニス界のレジェンドに錦織選手が挑みました。


錦織選手は準々決勝まで好調をキープしていましたし、
短い時間で試合を終わらせてきたので、体力的な問題はありません。


つまり、
万全な状態で「芝の王者」に挑戦できるのです。


しかも、フェデラー選手は現在37歳と、
テニスプレーヤーでは高齢の位置にいます。


だから、
今なら錦織選手にもチャンスがあると思いました。


そんな期待を抱きながらテレビの前で観戦したのですが、
結果は「6−4,1−6,4−6,4−6」で惜敗です。


1stセットはいきなりフェデラー選手のサービスをブレイクして、
良い流れのままプレーできていました。


ここまで勝ち上がってきたプレーができていたのではないでしょうか。


でも、
1stセットの途中からフェデラー選手のサービスのレベルが上がり、
2ndセットからはまったくと言っていいほど、ブレイクできる兆しが
見えませんでした。


そうなると錦織選手は自分のサービスを落とせないという
プレッシャーが掛かり、段々ファーストの確率が落ちてきます。


そこに付け込まれて、フェデラー選手がレシーブで攻めるという
図式になってしまいました。


結果的にフェデラー選手は簡単に自分のサービスゲームをキープして、
あとは1ゲームブレイクするだけというメンタル的にも楽な状態になったのです。



追い込まれていく錦織選手と、
余裕を持ったフェデラー選手。


2ndセット以降はずっとそういう風に見えましたよね。


そう考えると、
「サービスの差」が勝敗を分けたと思います。


サービスゲームを簡単に取ることができるから、
他のショットも余裕を持って打つことができますが、
サービスゲームを取るのが大変だと焦ってしまい、
全体的にショットの質が下がってしまうのです。


そして、このメカニズムはプロの世界だけではなく、
私たち一般テニスプレーヤーにも同じことが言えます。


なので、
色んなショットを磨くことに時間を費やす必要がありますが、
「サービスがあってこそ」だと頭に入れて練習してください。


振り返れば、2017年の全豪オープンでも
錦織選手はフェデラー選手と対戦しました。


そのときも1stセットを取れたましたが、
そこからフェデラー選手の猛攻にあって
逆転負けとなったのを覚えています。


さらに振り返ると、
1995年に松岡修造さんが初めてベスト8に入ったときに
当時世界ランキング1位のサンプラス選手と対戦しました。


サンプラス選手はその当時の芝の王者で、
ウインブルドンでは最終的に7回優勝しています。


この戦いも実は1stセット目を取ったのですが、
そこから3セット連続で取られて負けてしまったのです。


そう考えると、
なかなか勢いだけでは勝てないのが分かりますし、
チャンピオンは一度つかんだ流れを手放しませんね。



ただひとつ言えることは、
このようなチャレンジを見せてくれる選手に感謝です。


ワクワクするような夢を見させてもらいました^^

 

 

では!

 

 

スリー

 

 

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