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フェイントとは何かご存じでしょうか?


中学生ジュニアの子たちに「フェイント」の話をしたら、
すごく興味深そうだったので、今回はそこで伝えたことを紹介します。

 

そもそもフェイントとは何かご存じでしょうか?


フェイントは簡単に説明すると、
「相手の逆を付くこと」です。


右に打つと見せかけ左に打てば、
相手のバランスを崩すことができます。


その際にどれだけ相手に
「右に打つと見せかけることができるか」がフェイントです。


ただ言うのは簡単ですが、
実際にプレーの中で行うのは結構難しいです。


なので、
フェイントはあまり頭で考えずに人の真似をするなどして、
イメージで取り入れることをお勧めします。


ちなみに、前回の記事でお話しした錦織選手と
フェデラー選手の戦いはフェイントの連続でしたよ。


特にフェデラー選手は
色んなパターンのフェイントを入れていました。


・緩いボールからいきなり強打

・クロスのスライスを打っていたのに、途中からストレートのスライスを連続で使う

・かなり早いタイミングでのライジング

・ずっとスライス回転でレシーブしていたのに、急にフラットでブロックレシーブを織り交ぜる

・後ろで打ち合っていたのに、気が付けばネットに詰めてボレー


・・・



他にも色々仕掛けていましたが、
錦織選手はこれらの作戦に完全にはめられていましたね。


フェデラー選手はポイントでのフェイントだけではなく、
ゲームやセットという大きなくくりでフェイントを使っていたのが印象的です。



前のゲームではスライスでレシーブしていたのに、
次のゲームではフラットでブロックレシーブを使ったり、
前のセットではクロスだったのに、急にストレートを入れてきたりしていました。


こんな感じで広い解釈で「相手の逆を付くこと」にフォーカスすれば、
常にフェイントを相手に掛けることと同じですよ。


この部分はテニスというスポーツの本質にもつながっていますので、
一度「自分なりの相手の逆を付く」を探してくださいね^^

では!

 

 

スリー

 

 

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