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その他「必要な動作を自然と経験」と「経験と理論の融合」
コーチという職業に就いて20年近くたったのですが、
改めて感じることがあります。
それは、
指導者がどれだけ素晴らしい上達法や練習メニューを知っていても、
使いこなせるかどうかはその人次第ということです。
この考えは練習メニューを問われたときに強く思いますね。
今回、練習メニューについて質問を受けたのですが、
ただ方法だけをお話しても、本質が伝わらないと思ったので、
追記という意味を込めて記事を書きました。
なので、それらのことを踏まえた上で、
まずはこちらの質問をご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): ハヤブサ
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■テニス歴(フリー04): 15年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【ハヤブサさんのご質問】
「なかなか子供にフットワークという
地味なことを意識させるのは難しいので、
こちらで自然と体が使えるメニューを組んでいます。」
記事で以上のお話がありましたが、
そんな夢のようなメニューがあるんですか?
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
ハヤブサさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
自然とフットワークが身に付く方法ですが、
これは「矯正法」という手段を使っています。
先日記事で紹介しましたので、
もしよかったら参考にしてください。
⇒ 【「矯正法」という練習方法を理解しようの記事】
ジュニアの場合はできるだけ説明はシンプルにして、
ひたすらこのような練習を積み重ねています。
もしできない子がいれば、さらに体現しやすい矯正法を施して
できる経験をたくさんしてもらっていますので、参考にしてくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
正直、小学生までのジュニアに理論を言っても
難しくなってしまうので、できるだけ体に訴えかける
メニューを組んでいます。
中学生にもそこまで理論のことは言わないですね。
高校生ぐらいから理論を自分自身に取り入れて
練習する子が出てくるので、年齢とテニスのスキルを見て
伝え方を変えています。
ちなみに、
私が働いているテニススクールは4歳から入会できるので、
そのクラスはいかに「走ったり、飛んだり、投げたり」という
動作をレッスンの中に取り入れることができるかが勝負です。
そして、それらの動作とテニスの技術を融合させることが、
私たちテニスコーチの仕事ですね。
当然、この考え方は大人の方対象のクラスでも使っています。
特に初心者の方はテニスにおいてはできないことが多いので、
できるだけ普段行っている日常動作をテニスに結び付けて
できるという経験をたくさん積んでもらっていますよ。
ただ、大人の方はすでに色んな経験をされているので、
ある程度理論をお話しても伝わります。
「経験と理論の融合」
この部分にフォーカスすることが
ジュニアレッスンとの違いですね。
なので、
ジュニアレッスンは「必要な動作を自然と経験」が
テーマではないでしょうか。
でも、これらもすべて個人差があるので、
最終的にはこちらが見極めて、ひとりひとりに対して
最も有効な方法を選択することが大事ですね。
そう考えると、教える側の人間には知識だけではなく、
ひとりひとりを見る力が問われているのだと感じています^^
では!
スリー
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