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私は試合に出るからには勝ちたいし、
負けたときはかなり落ち込むタイプです。

でも、心のどこかでは「勝ち負けだけがすべてではない」
という考えを持っています。


少し矛盾した考えですが、やるからには全力で挑みつつも、
余白を少しでもいいから残しておいた方が次につながると思っています。


今回はこのような考え方について詳しくお話していますので、
まずはこちらの質問をご覧ください。


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■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： ポーチ命
■性別（フリー02）： 男性
■年代（フリー03）： それ以上
■どの記事からのお問い合わせですか？（フリー05）： その他
■メルマガやブログへの引用可否（フリー06）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■シングルス派？ダブルス派？（フリー07）： シングルス派
■お問い合せ内容（フリー08）： 質問
■内容を教えてください。（フリー09）： 


【ポーチ命さんのご質問】


今回の「試合で勝つための戦略的視点」を視聴して感じたことと
自分の環境・考え方についてアドバイスをください。


周りにはそんなに練習相手がいない環境だとして、
練習試合をするときには相手の強いと思われるところを
攻めて自分に負荷をかけるという考え方で行ってきました。


その方が練習になるし、
いざ本戦や大きな試合で対戦するときには戦い方を
変えてやれば勝つ確率もあがると考えての上です。


スリーさんからは最初の3ゲームで相手の傾向を分析して、
勝つテニスのアドバイスを貰ってきたと思います。


最初の考え方は結果的にあまりよくないのでしょうか？


戦略的に、常に勝つテニスを行うのが
今の私には必要なのでしょうか？


よろしくアドバイスをお願いします。


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【スリーの回答】

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ポーチ命さん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^


試合運びについてですね。


あえて相手の強みと戦うという発想は素晴らしいと思いますよ。


確かにその方が練習になるので、
練習の質という意味では効果的だと感じます。


あとは実際の試合で切り替えることができるかどうかですね。


試合でも相手の強みと戦うと不利になるので、
本番は相手の弱みと戦うという考え方に切り替えることが大切です。


基本的に試合は考え方で結果が変わってきますので、
何を求めているのかを今一度見つめ直してから挑むのもいいですよ^^


では！


スリー


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---------------まとめ----------------


正直、私は試合に出るときに、
あまり自分のテニスが確立した状態で
プレーをしたことがありません。


常に色んなことを試していて、その打ち方がどれだけ
緊張する場面で使えるのかを試しながら戦っています。


なぜなら、練習というあまりプレッシャーのない状態で
打てたショットを信用していないからです。


なので、
私にとって試合はこれまで頑張ってきたことを表現する場であると同時に
自分が磨いてきた技術を試す場でもあるのです。


当然、この考え方は私のやり方であって、
人それぞれでいいと思います。


ただ、勝つことだけを目標にすると、
体が硬くなったり、負けたときの受け止め方が分からなくなるので、
試合に出るのなら、色んな角度から楽しんでもらいたいです。


今回質問をくださった「ポーチ命さん」は
あえて相手の得意なところに打って、自分に負荷を掛けるという
考え方をお持ちでした。


この方法については、本当に勝ちたい試合で戦い方を変えられるのなら
負荷を高める上では有りだと感じています。


私もここぞという場面では試すという要素を低くして、
今あるもので戦うようにしています。


大事なのは「楽しい」と感じる部分が少しでもあるかどうかなので、
もしあなたが試合に対して「勝たなければならない」という考え方に
がんじがらめになっているのなら、違う要素も取り入れましょう。


・今までやってきたことが一度でもできたらOK

・一回でもいいからバックハンドを打つ

・この相手から３ゲーム取れたら合格

・最後まで攻撃的なセカンドサービスを打つ

・前衛で３回はポーチで決める


・・・


こんな感じでいいので、勝ち負け以外の目標を作ると
今までとは違う感覚で試合に臨めたりしますよ。


ちなみに私はテニスを始めて２年も立たないときのシングルスで
「全部相手のバックを狙う」という目標を立てました。


そうやって先にやるべきことを明確化することによって、
本番は余計なことを考えずにプレーできた思い出があります。


しかも、その考えが結果的にいいプレーにつながり、
見事優勝することができました。


ですから、あなたも試合に出場する際は
勝ち負けだけにこだわらず、自分なりの目標を立てて
挑んでくださいね^^

では！

スリー