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テニス上達物語Part1


先日、私が大学のテニス部でどのような日々を
送っていたのかについてお話しました。

⇒ 【スリーの大学テニス部だった頃のお話】


せっかく大学に進学したのだから、もっとキャンパスライフを
楽しんでも良かったかもしれませんが、私はあえて厳しい体育会系の
テニス部の門を叩いたのです。


そこでの生活の一部をお話したのですが、
結構好評だったので、今日から何回かに分けて、
「なぜ厳しい体育会系のテニス部に入ったのか」
の流れを高校時代まで振り返ってお話しようと思います。


高校時代の経験が「もっと上達したい」という気持ちに
させてくれたので、今があると感じています。


そのメカニズムはテニス上達にもつながりますので、
あなたのテニスライフと重ねながら聞いてくださいね。


ちなみに、
私がテニスを始めてまず最初に感じたことは、
「テニスも結局は上手な人が敬われる実力社会」ということです。


そう感じたのは初めてテニスというスポーツに真剣にのめり込んだ
高校1年生のときでした。


私は中学まで卓球部に所属していましたが、高校に入学したら違うスポーツを
しようと考えていて、テニス部に入りました。


理由は中学時代の仲がいい友人に誘われたからです。


正直、中学の部活はそこまで先輩・後輩の上下関係がなく、
あまり他の学年と接することがなかったので、高校で入ったテニス部は
軽いカルチャーショックを受けました。


「上下関係が厳しくて、先輩が何にしても怖い」


新入部員が10名以上いて、1つのコートで先輩たちも合わせると、
20人くらいになるので、とてもじゃありませんが私たちがコートで
打たせてもらえるような環境ではありませんでした。


入部してからは毎日ボール拾いの日々で、
ドンドン新入部員の仲間たちがいなくなりました。


だけど、
中学からテニス部だった同期の経験者たちはコートに立たせてもらい、
先輩たちと仲良く打ち合っていたのが羨ましかったです。


団体戦も同期の経験者はメンバーに選ばれ、
私がボール拾いをしているコートで選手としてプレーしていました。


試合が終わったら初心者の私たち1年生がコート整備をして、
さらにそのあとレギュラーより早く学校に戻って練習ができる準備を
するように指示されました。


試合に出たレギュラーの先輩たちは、経験者である同期を連れてお昼ご飯を
食べてから学校で練習をすると私たち初心者1年生に言ってきました。


そんな屈辱的な扱いが辛くて、さらに初心者1年生たちは部活を去っていき、
最終的に残った同期は経験者2名を入れた計5人です。


つまり、
初心者1年生は私を入れて最後まで残ったのはたったの3人です。


今思えばよく最後まで続けられたと思いますが、
1年生の頃は本当に奴隷のような扱いでした。


今はここまであからさまな差をつける部活も減ってきていると思いますが、
そのときに「スポーツは実力社会だな」と痛感しました。


私が最後まで続けることができたのは、
自分が上達すれば認められると信じていたからです。


結局、テニスが上手かったら周りの目も変わりますし、
試合に出られるようにもなります。


実際に、私はその反骨精神から独学でテニスについて勉強して、
陰で学んだことを踏まえて練習しました。



そこから段々結果が出てきて、
最終的には部内でナンバーワンの戦績を残すことができました。


それから周りの接し方が一変して、
今までの辛かった日々が報われた気分になったのを覚えています。


行きつけのテニスショップの店長さんも、今まではあまり私のことを
覚えていませんでしたが、結果を出した途端に名前で読んでくれたり、
のちにアルバイトとして声を掛けてくれるようになりました。


高校の途中から通っていたテニススクールのコーチからも、
急に私に対する練習での熱の入れ方が変わったのを高校生ながらに感じました。


そして、当然同じ部活のメンバーからも特別視されているのが分かりましたし、
後輩からもたくさんアドバイスを求められるようになりました。


きっと、
結果を出していなかったらどれだけ頑張って自分が変わっても、
周りは変わらなかったと思います。


それだけ目に見える結果は大事なのだと
高校時代に経験できたのは大きかったです。


それは大学の部活に入ってからも同じで、
私は注目の1回生という立場で入部することとなりました。


そんなに強い大学ではなかったですが、
高校での実績があったので、先輩たちは最初から丁寧に対応してくれました。


「高校1年生のときとは大違いだな〜」と正直思いましたよ(笑)


あのときは奴隷扱いだったのに、今はまともな扱いをされる1回生なので、
そこでも改めてスポーツは実力社会だと実感しました。


そんなテニス人生を変えてくれたテニス上達法を
私の経験とともにあなたにお伝えしたいと思います。


続きは次回の「テニス上達物語Part2」でお話します。

 

では!

 

 

スリー

 

 

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