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レジェンドが教えてくれた「遊び心」が楽しむを生み出す


波乱が多かった今年の全豪オープンも
終わってみれば男女共に第2シードの選手が
チャンピオンになるという形で終わりました。

 

女子はウォズニアッキ選手で、
男子はフェデラー選手が優勝です。



ウォズニアッキ選手は彼女がジュニアだったときに
世界スーパージュニア選手権で見ていたので
ずっと注目していました。


ただ、今まで世界ランキングで1位になっても
グランドスラムは無冠だったので早く優勝してほしいと
思っていましたよ。


それがついに叶った大会になったので、
嬉しい気持ちになりました。


ちなみに
準優勝したハレプ選手は現在世界ランキング1位なので
今後の彼女の活躍に注目していきたいです。


そしてフェデラー選手はもはやすごすぎて
伝説のプレーヤーとして何年も語り継がれるのでしょう。


グランドスラム優勝がついに20回という
とんでもない記録を打ち出しました。


1回でも優勝したらその国の英雄になるような大会で
20回も優勝をしているのですから、フェデラー選手が
現役でプレーしているときにリアルタイムで試合を
見れていることは本当に幸せですね。


調子を崩した2013年の地点で
世間では引退するのではと思われたときもありました。


でも、
「2016年のリオオリンピックまで頑張る」
と言っていたのが印象的です。


それを聞いたときに、「さすがに難しいのでは」
思うほど、そのときのフェデラー選手は今までのプレーから
かけ離れた調子の崩し方をしていました。


それがここにきて全盛期のようなプレーで
他を圧倒して、グランドスラム優勝記録を
塗り替えるなんて考えられなかったです。


ちなみに私がフェデラー選手を長い間見てきて、
スランプから抜け出した要因だと思えることは
エドバーグコーチとの出会いだと感じています。


エドバーグコーチはサービス&ボレーを駆使して、
グランドスラムを6度も取っている元世界ランキング1位の選手でした。


その辺からフェデラー選手のプレーの中に
「ネットプレー」が増えたのを覚えています。


それと同時に「遊び心」をプレーの中に
織り交ぜているようにも見えました。


代表的なのは「セイバー」といって、
レシーブの際にサービスラインまで詰めて
ハーフバウンド気味に相手のサービスを
打ち返してはネットプレーでプレッシャーを
掛ける戦術ですよ。


セイバーは造語で、
「Sneak Attack by Roger(スニーク・アタック・バイ・ロジャー)」の略です。


それを真似して私を含めたたくさんの人がトライしていました(笑)


その辺からフェデラー選手の方の力が抜けて、
「勝たなければ」という使命から「テニスを楽しもう」
という気持ちに変わったのでないでしょうか。


今のフェデラー選手は確実にテニスを楽しんでいるように見えますし、
どこかゆとりが見えます。


立ち振る舞いもそうですが、インタビューでのコメントや
怪我の治療のために長期休養を取ったりすることができるのは
ゆとりの表れのような気がします。


そう考えると、私たちも普段の生活の中に
「しなければならない」というプレッシャーに
苦しむときがありますよね。


この苦しみと戦うことも大切ですが、
それに潰されたら何の意味もないので、
そういうときは今までとはちょっと違うことを取り入れたりする
遊び心を持って、違う部分にモチベーションを生み出すと
本質的な「楽しむ」にたどり着けるのかもしれませんよ。


フェデラー選手にはこのような
何事も楽しむことが大切というよく耳にする言葉を
優勝という形で見せてもらったような気がします^^

では!

 

 

スリー

 

 

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