テニススクール活用法.com

今日は私にとって大切な日なので、
少しだけ自分のことについてお話しようと思います。

もう、あれから２４年も経つのですが、
間違いなくここから自分の人生が大きく変わりました。


あまり詳しくお話するようなことではないのですが、
簡単に言うと、大切な人を失った日です。


今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、
日常もガラッと変わりました。


当時中学生だった私はこの急激な変化にもしかしたら
ついていけなかったのかもしれません。


なぜなら
結構淡々と日々を過ごしていたからです。


「現実を理解しているけど受け止め切れていない」


こんな感じだったような気がします。


そうなると、今までの自分はどこかにいってしまい、
ただただ「しっかりしないといけない」という思いだけが
残ったのを覚えています。


それまでの私はどちらかと言えば
甘えん坊の頼りない長男という感じだったので、
自分では１８０度性格が変わったような気もしていました。


周りはそこまで変わった印象を持っていないかもしれませんが、
思春期だった私の中では、かなり大きな変化でした。


ただ、元々甘えん坊で頼りない自分と、
しっかりしなければならない自分との間に、
ポッカリと大きな隙間みたいなものが生まれました。


きっと、
この大きな隙間は色んなことを経験することによって
しっかりした自分になるための余白だったと思います。


でも、そこを飛ばして急に違う価値観を持ってしまったので、
本来の舞台になっていたその大きな余白は、自分の中では隙間という
感覚になったのだと感じます。


だから、
そんな隙間を抱きながら高校の入学式に向かいました。


本来は希望を抱きながら参加するものだと思いますが、
私にとってはこの隙間を埋めるものを探すために
参加したのかもしれません。


そして
隙間を埋めてくれるものとの出会いはすぐにやってきました。


これが「テニス」との出会いです。


中学時代の同級生が「一緒にテニス部に入ろう」と誘ってくれて、
特に何をしたいのか決めていなかった私は、ただただ友人についていき、
何となく入部を決めました。


そこからは普段お話している私の高校テニスが始まるのですが、
以降、隙間という感覚は自分の中から無くなりました。


きっと、テニスがすべてを埋めてくれたのです。


そういう過程があったから、
テニスに恩返しがしたいと感じるようになったのだと思いますし、
スポーツ全般が好きですが、テニスだけは自分の中では特別なんだと感じます。


ですから、
普段から色んなテニス上達法を配信していますが、
一番の目的は「テニスの魅力を感じてもらいたい」です。


私にとっては自分の中に生まれた隙間を埋めてくれるくらい
楽しいスポーツという魅力でしたが、この部分は人それぞれです。


なので、
あなたがどこにテニスの魅力を感じるのかは分かりません。


今私ができることとしては、
自分自身が魅力だと感じる部分を発信するだけなので、
まずはそこからテニスを楽しんでいただければ嬉しいです^^

では！

スリー