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その他当然理想は「練習量」と「練習の質」の両立です
私は高校と大学の部活で何時間も練習したから、
短期間で大きく上達できたと感じています。
でも、社会人になってからは
なかなか学生の頃のように練習時間を取ることができません。
きっと学生のときみたいに「練習量」を保持することは、
これからもできないと思います。
だけど、「練習の質」を追及することによって
練習時間が少なくても学生の頃のように上達できることが
テニスコーチになって分かりました。
当然理想は練習量と練習の質の両立です。
でも、
実際は社会人になったら練習量は確保しずらいです。
しかし、
練習の質を追及することはいくらでも可能ですので、
今回はこの部分にフォーカスして読み進めてください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): M
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 41〜45歳
■テニス歴(フリー04): 5年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): ダブルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Mさんのご質問】
試合に勝つ為の練習と体の使い方を
体得する為の練習とは相反する様に思います。
当然 戦術を実行するのにはきちんと体を使い
足からの力をボールに伝えてコントロールして打たなければなりません。
しかし、
学生がクラブ等でたくさんの時間をテニスに費やして体に覚えこます様に
出来るのならばまだしも、我々の様な一般のテニスプレーヤーは体に意識を
持っていくとボールに対する意識がおろそかになり、ボールを意識すると
体への意識がおろそかになってしまう人がほとんどだと思います。
どの様に練習していけばいいのか、
その人のレベルやどのレベルを目指しているのかにもよると思いますし、
かなり漠然とした質問ですが、よろしくお願いします。
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【スリーの回答】
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Mさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
これは以前記事でも紹介した
「注意の焦点化」と共通すると思います。
⇒ 【大人になってからテニスが格段に上達する「内的焦点化」】
この記事では、
学生さんがクラブ等で必要な体の使い方を
無意識的に体に染み込ます「外的焦点化」。
そして
情報を自分自身が意識して必要な体の使い方を
体に染み込ます「内的焦点化」。
この2つの考え方についてお話しました。
ちなみに
私たちのような一般テニスプレーヤーは
無意識的に必要な体の使い方を体に染み込ませる
「外的焦点化」を行う時間はなかなか作れません。
そこで、
私は出来る限り体に染み込みやすいテニス上達法を配信して、
自分で意識して練習する内的焦点化を推奨しています。
無意識的に体に染み込ませる外的焦点化は
成長過程にある学生さんや、練習にたっぷり時間が取れる方には
向いていますが、大人になるとなかなかそうもいきません。
なので、私が普段からお伝えしている体の機能にフォーカスした
『機能分析』を意識して練習し、必要な動作を体に染み込ませましょう。
そして、
試合ではそれを無意識的に表現できることを目指してください。
ちなみに、
打ち方やフォームをから上達を図る経過分析の観点から練習をすると、
体ではなく頭で打ち方を考えてしまうので、試合では動作とポイントの取り方の
両方を気にしなければならなくなるので、うまくプレーできなくなります。
この部分をMさんは疑問にされてることだと思いますが、
私も同じ意見です。
だからこそ機能分析を推奨していますので、
ぜひ今後も体の使い方にフォーカスして練習してくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
テニスが上手くなるテニス上達法はあっても、
テニスが上手くなる魔法はありません。
「この練習をしたら上級者になれる」という方法があれば、
情報を知っている人は全員が上級者になれてしまいます。
そんなことが現実に起これば、
テニススクールは上級者クラスしか必要ないですよね。
どのクラスも上級者になれるメニューを
取り入れたらいいのですから。
でも、
そんな魔法みたいな方法はなくて、
結局、その人が上級者になれる情報を
どのように取り入れるかが大事なのです。
そこに個人差があるから
初級者クラスや中級者クラスが設定されていて、
段々上級者に近づけるのです。
なので、
初級者クラスでも上級者クラスでも実はそこまで
やるべきことに大差はなく、どれだけ自分が上達できる方法を
体で表現できるかによって、上達具合は変わってきます。
その際にフォームや打ち方にフォーカスした『経過分析』ではなく、
体の機能にフォーカスした『機能分析』を推奨しているのです。
ただ、
経過分析か機能分析かを選択するのはその人自身であって、
どちらの考え方にフォーカスして練習するのかは意識の問題です。
ちなみに、
打ち方やフォームを意識して練習する方が簡単なので、
何も考えずにプレーしたら経過分析にフォーカスしやすいです。
体の機能を意識する機能分析は、
ある程度体の機能についての知識が必要がだからです。
私としては、この機能分析にフォーカスすることが、
たくさんの練習時間を取れる人に対抗できる唯一の方法だと考えております。
簡単に表現すると、「量より質」という考え方です。
だけど、
あまり体の機能を細かく考えすぎると
体が動きにくくなるので、私のレッスン動画では、
「その練習をすれば自然と体の機能が活用できる」
テニス上達法を紹介しています。
そのヒントとして普段の記事を書いていますので、
「文章で知識を得て、レッスン動画で自然に必要な動作を体に覚え込ませる」
を理想的な上達法だと位置付けています。
このことを知って練習するのとしないとでは、
上達に大きな差が生まれますので、ぜひ普段から心掛けてくださいね^^
では!
スリー
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