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その他

あなたは本当に質の高い練習を行っているのか

 

質の高い練習。


それこそがあなたを未知なる世界へと
連れていてくれる唯一の方法です。


そこで今回は長文が多いですが、
とても大切な練習に関するお話を
しています。


ゆっくりで構いませんので
自分と置き換えて十分吟味しながら
読み進めてください。

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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): tt48
■性別(フリー02): 女性
■テニス歴(フリー04): 1年8ヶ月
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニス上達法メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): ダブルス派
■お問合せ内容を教えてください。(フリー08):


【 tt48さんからのご質問】


スリーさんこんにちは。
いつも楽しく勉強させていただいています。


今日は技術練習と実戦練習とを
分けるということで思うことがあり
問い合わせしてみようと思いました。


とても基本的なことかもしれず恥ずかしいのですが、
コースを狙って打つというのは、どちらかに属する
要素なのでしょうか?


それともそもそもそんなことは当たり前で、
技術練習でも実戦練習でも狙って打たないことなど、
考えられないのでしょうか?


テニス歴がまだ浅いせいかスリーさんがおっしゃる
通りその二つが常にごちゃ混ぜになっている気がします。


あとジュニア指導にも携わっているスリーさんなので
多分同じことを感じてると思うのですが、私の息子は
小学校1年生でテニス歴2年、練習するクラスの
メンバーは年上の子たちばかりです。


いつも練習を見学していて感じることがあります。


それは、「女子は狙って打つということに疎い」
ということです。


相手がコートの端っこから戻っていないのに、
わざわざ相手のいるほうに打ち返しているのは
たいていが女の子です。


そして、
だだっ広いスペースがあったことにすら
気づいていません。


男の子ほどさほど経験がなく練習でも
そんなにうまくないのに試合になると
めっぽう強いという子が多いように
感じます。


わたしは、そういう女子が大きくなった大人、だと
いつも思います(笑)


「狙う」ということが根本的に
わかっていないような気がするのです。


息子に言わせると、コーンを狙う練習でも人がいると
思いながらバックを狙っているとか、自分が打つ
ギリギリの瞬間まで相手も見えていて、相手が先に
右のほうへ体が動いているなら逆に打てばまず
間に合わないはずとか、言います。


「狙う」ということでは
明らかにわたしのほうが劣ります。


息子に勝ちたいわけではないです念のため。


長々とすみません。


最後にこの練習が技術練習なのか
実戦練習なのか教えてください。


全部コーチの球出しで、
1球目がサービスラインからローボレー、
2球目が前に詰めながら決めボレー、
3球目にロブが上がって下がりながらスマッシュです。


ゲームでの動きを想定しながら、
それでも球出しは球出しなんです。


これはどっちの練習でしょうか?


本当に長くなりすみません。


もしお答えいただけたらうれしく思います。


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【スリーの回答】

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tt48さん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


技術練習と実戦練習の違いについてですね。


確かに私は技術練習と実戦練習は分けて
練習しましょうと言っています。


技術的なことと実戦的なことを同時に行うと
体の使い方や打つコースなど意識することが
複数になってしまい、頭が混乱してしまうからです。


なので
まずは技術練習をして、
テークバックの大きさやフォロースルーの取り方
などを体に染み込ませます。


その後に実践練習をします。


実戦練習はどこに打てば有効かなどの
戦術的なことを考えながら練習します。


その際にコースを狙ったりしますが、
コースを狙う技術力は技術練習で先に
行っておきます。


技術練習でどれだけ実践練習に必要な技術を
体に覚え込ませて使えたかが大切です。


つまり
技術練習と実践練習はつながっているという
発想を持っておかなければなりません。


例えば
実戦練習で相手が前に出てきたら1球目は足元に打って、
2球目はロビングで頭上を抜くという組み立て練習をするとします。


だとしたら
その前の技術練習で相手の足元と頭上を狙う
練習をしておくのです。


その際に技術練習では体の使い方を意識するべきですし、
実戦練習では相手のポジションや打つタイミングなどを
意識するべきなのです。


つまり
テーマを1つに絞ることです。


そう考えると質問にあったボール出し練習は
技術練習ということになりますよね。


そこで練習した組み立てを
実戦練習でどれだけ再現できるかが
重要です。


ボール出し練習のときは体の使い方を意識して、
実戦練習では相手のどのへんにローボレーを打ったり、
どのタイミングで前に詰めたり下がってスマッシュを
打つのかを意識してくださいね!


ちなみに
男の子の方がコースを狙うのが上手いのは
女の子よりゲーム感覚でテニスをしている
からだと思います。


何となくですが
男の子の方が対戦物のテレビゲームなどを
している子が多いので、「どうすれば勝てるのか」
という考えが自然と働くのではないでしょうか。


これは一概に男女で分けれませんが、
ジュニアのレッスンですぐ勝負したがるのは
小学生の男の子です。


女の子は結構勝負を嫌がる子が多いですね。


その辺の戦闘本能もあるのかもしれませんが、
勝負の世界を知ってしまったらあまり男女は
関係ないような気がしますよ^^


負けるのが嫌だから女の子は勝負を
したがらない感じもしますので。


負けず嫌いなのは女の子の方が
多いような気もしますしね^^;


「ゲーム性」「勝負」「負けず嫌い」


このキーワードが試合に勝つために必要な
要素だと私は感じています。


参考にしてくださいね!


では!


スリー


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---------------まとめ-----------------


練習において必ず覚えておいて
もらいたいことがあります。


それは
練習を何のためにやっているのかです。


あなたは何のために練習をしていますか?


私は練習における定義を持っています。


練習の定義、
それは「再現性」です。


練習は一度行ったことをもう一度
再現できるかどうかが重要なのです。


打ちたいショットがたまたま一度だけ
打てればいい訳ではありません。


一度打てたショットが二度三度、
再現できるかどうかが大事なのです。


その延長上に実戦練習があって、
さらにその先に試合や自分の力を
発揮したい本番があります。


そう考えると、
実戦練習は本番前のリハーサルみたいなもので、
今までの練習の成果を練習内で本番さながらに
発表する場面なのです。


だから本当は実戦練習で必要なのは
実戦さながらの「緊張感」です。


その緊張感の中で
練習してきたことを再現することが
質の高い練習のだと私は考えています。


「再現性」「緊張感」


この2つを
普段の技術練習と実戦練習の中に
取り入れてみてください。


素晴らしい化学反応が巻き起こり、
あなたを次のステージへと導いて
くれますから!

では!

 

スリー

 

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