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その他プレースタイルを自分に当てはめてみよう!
前回の続きです。
プレースタイルをどうやって
試合に勝てない4人に当てはめたのか?
また
どのようにしてミスしないテニスを
教えることができたのか?
まずはプレースタイルからです。
プレースタイルは大きく分けて
4つあります。
・オールラウンドプレーヤー
・サービス&ボレーヤー
・アグレッシブベースライナー
・カウンターパンチャー
この4つです。
あなたもこの4つのどれかに該当しますので、
自分はどのプレースタイルが合っているのか
探してみてください。
では初めに
オールラウンドプレーヤーから
お話します。
オールラウンドプレーヤーは
私や後輩Hです。
私たち2人に共通して言えること。
それは
戦い方が戦略的で、相手によってプレーを
変えれる技術が必要です。
相手がバコバコ打ってくる場合はミスを誘い、
打ってこないのなら積極的にネットに詰めたり、
スライスやスピンなど多彩なショットを織り交ぜた
テニスを展開していきます。
良く言えば何でもできる。
悪く言えばこれといった武器がない。
ショットを組み合わせて
相手を追い込んでいくのが好きな方が
オールラウンドプレーヤーと言えるでしょう。
だから
後輩Hには特にアドバイスは
しませんでした。
彼に何かを当てはめるのではなく、
自分の感性や発想を信じるように
持って行きました。
オールラウンドプレーヤーを「型」に
はめてはいけません。
これが一番大事なことです。
そして
ネットプレーが上手な後輩Tには
サービス&ボレーヤーというプレースタイルを
教えました。
このプレースタイルは
読んで字のごとくサービスを打ったら
前に出てボレー勝負です。
彼のいいところは
「ネットに詰める思い切り」を持っていた
ところでした。
これは結構ダブルスの方に言えることですが、
あまりネットに詰めません。
ロブを抜かれるからです。
それは誰だってそうなのですが、
大事なのはロブを打ってこないという
タイミングを見計らう洞察力です。
なんでもかんでも前に詰めるのではなく、
ここぞという時に「ネットに詰めれる勇気」
が大切です。
そして次に
アグレッシブベースライナーです。
これは同期のEと後輩Sに教えたのですが、
ベースラインからバンバンストロークで
押していきます。
そしてチャンスにエースを取りにいく
攻撃的なプレースタイルです。
ただ2人とも最初はいきなりエースを
取りに行っていました。
だからミスばっかりです。
アグレッシブベースライナーは
いきなりエースを取るプレースタイルでは
ありません。
攻撃的なつなげショットを打ち続け、
相手のボールが甘くなったらエースを
取るというスタイルです。
このプレースタイルに必要なのは
「我慢して攻撃する」です。
すぐに打ち込んで
気持ち良くなってはいけません。
そのために同期のEと後輩Sには
「忍耐」を叩き込みました。
最後に
カウンターパンチャーという
プレースタイルです。
これは後輩Dに教えたのですが、
基本的に守備的なショットで展開して、
チャンスは一気に攻め込むスタイルです。
軟式あがりの後輩Dはフォアハンドストローク
しか打てません。
なので
ひたすら中ロブでねばって、
相手が嫌気をさすまでラリーを
続けさせます。
そして無理に前に詰めてきたりした時に
フォアに回り込んでエースを取りに行きます。
もしくは
我慢できずに大抵の相手はミスしてくれるので、
後輩Dはコンスタントに勝利をつかんでいきました。
「相手をイライラさせる心理をつく」ことが
カウンターパンチャーには必要なのです。
以上4つのプレースタイルを
ご紹介しましたが、彼らに教えたことは
プレースタイルとメンタルです。
オールラウンドプレーヤーは
「型」にはめない。
サービス&ボレーヤーは
「ネットに詰めれる勇気」を
持たせる。
アグレッシブベースライナーには
「忍耐」をきたえさせる。
カウンターパンチャーは
「相手をイライラさせる心理」を
利用させる。
さて、
あなたはどれが自分に合っていると
感じましたか。
このようにプレースタイルと
戦い方を掘り下げていくと、
勝つために必要なメンタルが
見えてきます。
まとめると、
1、自分に合ったプレースタイルを決める。
2、そのプレースタイルでどう勝つのかを考える。
3、そのプレースタイルで勝つために必要なメンタルを知る。
4、プレースタイルと必要なメンタルを意識しながら練習する。
5、実戦で練習してきたことをトライする。
これを繰り返すとプレースタイルが
研ぎ澄まされていきます。
そして最終的に自分流のプレースタイルが
生み出されるのです。
この自分流のプレースタイルこそ、
「個性」を生かしたテニスの正体です。
そこに「ミスしないテニス」の極意が合わされば
負ける理由はなくなります。
「個性を生かしたミスしないテニス」
の完成です。
次回の『ミスしないテニスの極意』も楽しみにしてて
くださいね^^
では!
スリー
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