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テニスにおいて100年前も今も変わらないこと

 

前回出した問題
考えてもらえたでしょうか?


「昔と今のテニスにおいて、
まったく変わっていないことは何でしょうか?」


伊達選手のコーチであり、
フェドカップ元監督でもある
小浦猛志コーチはセミナーで
私たちにそう問いかけました。


あなたは
お解かりになりましたか?


極端な話、100年前も今も
変わらない事実です。

 

それは、

「体の機能」です。

 

もう何度も何度もこの「機能」という
言葉を私から聞いてきたので、そろそろ
耳にタコができた頃ではないでしょうか^^

 

でも

小浦コーチも神谷コーチや私と同様に
「体の機能」についてセミナーでお話
してくれました。


主婦でもお年寄りでも子供でもサラリーマンでも
男性でも女性でも体の機能はいつの時代も変わらない
というお話でした。


あなたは昔テニスで、
オリンピック銀メダルを
取ったことを知っていますか?


実は日本で初めての銀メダルが
テニスだったそうです。


その頃はソフト(軟式)テニス上がりの選手が
ほとんどで、誰も薄いグリップでラケットを握って
いなかったそうです。


ウッドラケットでナダルやフェデラーのように
打っていたのです。

 

その後、

海外の考え方が入ってきて、
コンチネンタルグリップやイースタングリップ
などの薄いグリップが主流になり、今のテニスの
指導方法が確立されました。

 

もし薄いグリップが日本に入って来ていなかったら、
あなたは厚いグリップでボールに強烈なスピンを加えて
テニスをしていたのかもしれません。

 

ひょっとしたら今でも
ソフト(軟式)テニス経験者の
グリップを薄いグリップに変える
指導法が存在しているのかもしれません。

 

打ち方やフォームを重視する経過分析の
指導法だとそうかもしれませんが、
機能分析の観点だと厚いグリップの
ままでもオッケーという考え方です。


なぜなら

体の使い方さえ理解できれば、
グリップなんて関係ないからです。


最終的に自分にあったグリップを
決めるのはいいですが、初めから
決める必要はありません。


ソフト(軟式)テニスで
厚いグリップに慣れているのだったら
慣れているグリップで始めればいいのです。

 

実際小浦コーチの教え子である
浅越しのぶ選手をご存知ですか?


世界ランキング21位まで
行った選手ですが、小浦コーチの元、
硬式テニスを始めたのは13歳からです。

 

それでも
体の使い方を意識して教えれば
世界でも通用する選手になったそうです。

 

ではそろそろ小浦コーチが
何を言いたいのかわかって
来たでしょうか?


あなたはきっとテニスが
上達したくてこのブログを
読んでくださっていると思います。

 

だから知ってもらいたいのです。


小浦コーチが伝えたいこと。


それは、

テニスをうまくなりたければ
「生理学を学べ」です!


生理学とは、
生命現象を自然科学的に、
主に機能的側面から探求する学問です。


バイオメカニクス(生体系力学)
も同じ観点ですね。


なぜ私がバイメカ講座を
公開しているのかもわかって
いただけるでしょう。

 

テニスが上達したいから
テニスの打ち方を研究すると
体の中で何が起こっているのかが
わかりません。


体の中で何が起こっているのかが
わかった上で、打ち方やフォームを
知るのはいいでしょう。

 

順序が大切なのです。


もし薄いグリップが日本に入ってきたとき、
機能分析の観点があれば、もっと違う形で
今の私たちは薄いグリップと付き合って
いたのかもしれませんね^^;

 

次回は「あなたが最も学ばなければならない事」について
お話しますね!

 

では!

 

スリー

 

 

 

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