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フィジカル

上達のポイントは「ヒント」と「答え」の捉え方


私はレッスンをする際に、
いつも「あること」を最優先にして生徒さんと見ています。

 

これはもしかしたら「遠回り」と言われるかもしれませんが、
私の中では上達することに対して「近道」だと確信しています。


その理由を詳しくお話していますので、
じっくりご覧ください。


このお話をすると、必ず出てくるキーワードである
『経過分析』『機能分析』の説明にもつながっていますよ。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): K
■性別(フリー02): 男性
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Kさんのご質問】


スリーコーチへ

おはようございます。
お世話様になっております。


今日は、軸足のことにつきまして教えて頂きたいことがあります。


あまりつま先を開き過ぎない方が良いとアドバイスを頂いて、
今朝も実践してみました。


これまで足の内側をボールに対して垂直に運ぶ事を意識していたせいか、
下半身と上半身の連鎖に違和感がありスッキリしなかったのですが、
つま先を少し閉じる事によって、解消されそうです。


それで軸足をボールの後ろに運んだ時は、
かかとを上げてつま先で立っている状態が正しいのでしょうか?


ボレーでもストロークでも軸足は、
常につま先立ちの状態になるのでしょうか?


細かい事で申し訳ありませんが
ご教示をよろしくお願いいたします。



--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


Kさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


色んな気付きの積み重ねが実力を高めてくれますので、
この調子で目的を持ちながら練習してくださいね!


ちなみに軸足を決める際の地面の踏み方ですが、
人それぞれという面があるので、正解はありません。



ただ、自分に適している地面の踏み方としては
「垂直跳び」をしていただくと分かりやすいですよ。


上に高く飛ぶ寸前の足はどのような状態で
地面を踏んでいますか?


その状態が自分にとってパワーを出しやすい
地面の踏み方なので、それをボレーやストロークを打つ際に
軸足に用いてくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


きっと垂直跳びをする際に、フォームや飛び方などの
細かい部分にについて教わることはほとんどないと思います。


多分、お手本を見せてもらったあとに
「思いっきり高く飛ぼう」というアドバイスを
もらうくらいではないでしょうか。


正直、垂直跳びなどのシンプルな動作は
その人の骨格やタイミングが一番大事なので、
この部分を第一に考えなければなりません。



それらを踏まえた上でアドバイスをするのはいいと思いますが。
指導者にとってやりやすい方法が、すべての人に適している訳ではないので、
シンプルな動作ほど伝えるのは難しいのです。


垂直跳びをひとつ取っても、
私が大きく膝の曲げ伸ばしを使った方が飛びやすくても、
人によっては軽く膝を使った方が高く飛べる人もいます。



なので、
私が垂直跳びのアドバイスをするのなら、
筋肉が硬くならないように脱力する方法や、
自分にとってもっと高く飛べる体の使い方を
探すことを推奨します。


そして、その考え方はテニスも同じで、
まずは自分にとってやりやすい体の使い方が前提です。


だから、最初はあまりアドバイスはせずに、
自分がやりやすい打ち方で自由に打ってもらいます。


ただ、あまり自然な体の使い方をテニスに応用する
『機能分析』という考え方が、まだまだテニス界には
浸透していないので、それを広める活動をしています。


「打ち方ではなく、体の使い方」


言葉にすれば簡単ですが、
このメッセージを本質的に伝えるのはかなり大変です。


私の中のイメージだと、
「打ち方 = 答え」であり、
「体の使い方 = ヒント」だからです。


多くの人はヒントではなく答えを早く知りたいので、
自分で考えなければならない機能分析による指導法は
ちょっと面倒くさいと感じられることもあります。


でも、打ち方という答えは、
あくまでも指導者にとっての答えであり、
教わる側の答えではない可能性もあります。



しかし、指導者が真っ直ぐな目で自分の信じている
答えを語ってきたら、教わる側も素直に受け止めて
しまいますよね。


ですから、
できるだけ打ち方やフォームなどの経過分析による
指導に対しては「ヒント」と受け止めることをお勧めします。


あなたにとっての「答え」は、あなたでしか導けませんので、
自分にとってやりやすい体の使い方を追求してくださいね^^

 

 

では!

 

 

スリー

 

 

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