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フィジカル

顔を動かして背景を変えてしまうとミスが増える


先日、生徒さんと同僚コーチと私の3人で
テニス談義をしていました。

 

その生徒さんはアプローチで前に詰めて
平行陣でのプレーを心掛けているそうですが、
厳しいボールが飛んできたら対応できないそうです。


そこで私が、
「厳しいボールを打たれるアプローチショットに問題があるのでは」
とアドバイスを伝えると、「なるほど」と納得してくれました。


これは私たちがプレーをしていても同じ状況があるので
分かるのですが、基本的に相手のナイスショットは
こちらの甘いボールが原因です。



だから、
厳しいボールを交わす練習をするより、
厳しいボールを打たれない配球を
練習することをお勧めしました。


ちなみに、
厳しいボールを打たれない配球をしたのに、
それでもエース級のボールが飛んできた場合は、
相手のスーパーショットなので、それは気にしなくていいです。


ある程度相手レベルにもよりますが、
10球中、3球くらいしか再現できないショットは
スーパーショットなので、数を重ねるごとにこちらの
ポイント数が増えるので、ドンドン打たせていきましょう。


このような少し実戦的な会話をしていたら、
もうひとりのコーチが、その生徒さんの癖について
指摘していました。


それは、
「飛び交うボールを顔を動かして見ている」
というアドバイスでした。


その生徒さんは自分が前衛のときに、
味方後衛と相手の打ち合いで飛び交うボールを
顔を動かして見ているので、突然自分のところに
ボールが飛んできたら対応が遅れているのです。


私もその生徒さんのレッスンをしたことがあるので、
「確かに顔を動かしてボールを見ている」と伝えました。


ご本人も自覚されていたので、
「どうやってボールを見たらいいのですか?」
と同僚コーチに聞いていました。


すると同僚コーチは、
「眼球でボールを追いかけましょう」
というアドバイスをしていました。


同僚コーチ曰く、
顔を動かすと、その都度背景が変わってしまうから、
それを変えずにプレーした方がミスが減ると言っていました。


私も聞きながら「なるほど」と思いましたよ^^


眼球を動かしてボールを見ることを私は推奨していますが、
「背景を変えない」というアドバイスも分かりやすいですよね。


顔を動かして背景を変えてしまうと、
その中から急にボールが入り込んできたら
確かに反応が遅れてしまいます。


それより、
顔を動かさずに眼球を動かして背景を変えなければ、
ボールだけに集中できるのです。


脳も背景が変わった上に、
突然ボールが飛んで来るとなると、
対応が遅れてしまいます。



そう考えると、
やはり処理したい情報は少ない方がいいので、
眼球を使って背景を変えずにボールだけに集中できる
自分を目指しましょう!


ちなみに眼球を動かして自然と目が使える方法としては、
今回の目玉特典である『目を有効に使うためのビジョントレーニング』
で紹介しています。


誰でも簡単に取り入れることができるトレーニングなので、
うまく眼球が使えるようになってくださいね^^

 

では!

 

 

スリー

 

 

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