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フィジカルボールとの距離感をつかんだら一気に上達できた
初心者だった生徒さんが
「ボールとの距離感をつかんだら一気に上達できた」
と話してくれたことが今でも頭に残っています。
その方は３年で中上級クラスまで
駆け上がっていきました。
そのとき働いていたスクールは
初心者クラスから中上級クラスまで
５回のレベルアップを遂げなければなりません。
そう考えると、かなりのスピードで
上達されたのですが、私は上手くなる際に
ボールとの距離感をつかむことは絶対条件だと
考えています。
今回はそんな上達方法についてです。
--------------ここから---------------
■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： konchan
■性別（フリー02）： 男性
■年代（フリー03）： ５１〜５５歳
■テニス歴（フリー04）： 35年
■どの記事からのお問い合わせですか？（フリー05）： まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否（フリー06）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■シングルス派？ダブルス派？（フリー07）： ダブルス派
■お問い合せ内容（フリー08）： 質問
■内容を教えてください。（フリー09）：
【konchanさんのご質問】
いつもメルマガを参考にさせていただいています。
長年の悩みですが、フォアハンドストロークの際
どうしてもボールに近づきすぎる傾向があります。
離れればいいことはよくわかっているのですが、
長年の感覚でボールにはいると打つ瞬間
のけぞり気味になることが多いです。
ボールとの距離を
上手くとる方法があれが教えてください。
よろしくお願いします。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
konchanさん
ご質問ありがとうございます！
スリーです^^
ストロークにおけるボールとの
距離感についてですね。
確かにバウンドしたボールに対して
自分が打ちやすいところに移動するのは
テニスにおいて難しい部分ではあります。
だけど
ボールとの距離感がつかめたら
一気に上達できるのがストロークでもあるので
頑張って取り組みましょう。
ちなみに
私はレッスンでボールとの距離感を
つかんでもらうために、飛んでくるボールに
興味を持ってもらうことから始めています。
例えば、
飛んでくるボールがどこにバウンドしたら
どこまで跳ねるのかだけを見てもらう
時間を作ります。
結構、多くの方はそんなにボールはバウンドしていないと
捉えがちですが、かなり跳ねることを目で見てもらいます。
そして今度は実際にラケットを持ってもらい、
その方に向かってボールを出します。
でも、
ラケットを持っているだけで、
振らずにボールだけを見てもらいます。
意外にバウンドして自分を通過していくボールを見ると、
ボールの軌道が目で確認できるのでいい練習になります。
そこまで目でボールの軌道を見てもらってから
はじめて打ってもらいます。
それだけでもかなり距離感はつかめますので
一度トライしてください。
ボールに徹底的に興味を持つだけで
かなり距離感はつかめてきますよ^^
では！
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
これまでレッスンをしてきて思うのですが、
テニスの上達とは、ボールとの距離感とラケットの
面コントロールが長けていくことに比例していると
感じています。
つまり、
ボールとの距離感がつかめて、
ラケットの面向きがわかってきたら
それは上達を意味しているということです。
正直、打ち方も大事ですが、
それ以上にボールとの距離感とラケットの面向きを
練習する方が効率的だとさえ考えています。
どれだけキレイなフォームでスイングできても、
打点が詰まっていては、コートにボールを
収めることはできません。
下手したら面が上向いて、
後ろの壁にボールがダイレクトに当たる
ということはレッスンでもよく見かけます。
ボールとの距離感とラケットの面向きを
つかんでいたら、このようなアウトミスをすることは
ほとんどないはずです。
もし
あなたがこのようなアウトミスに覚えがあるのなら
打ち方ではなく、ボールとの距離とラケット面に
意識を持ってください。
オススメ練習法としては、
ショートラリーで３分間ミスしないで
相手サービスボックス内に入れ続けることです。
一緒に練習する人と時間を測って
ラリーすると集中して取り組めます。
応用練習として、
たまに前に出てボレーを入れたり、
ロビングやスマッシュなどを織り交ぜると
色んなショットの技術も上がってきます。
最初のボール出しをゆっくりサービスから
始めるのもいいですよ！
この練習を終えてからロングラリーに切り替えると、
これまでとは違った感覚で打ち合えるので、
ウォーミングアップなどに取り入れてくださいね^^
では！
スリー
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