テニススクール活用法.com ~スクールでは教えてくれないテニス上達法~ > フィジカル > テニス界を変えてしまう新しいテニス理論
フィジカルテニス界を変えてしまう新しいテニス理論
あなたは論理派はですか?
それとも直感派ですか?
もし理屈がわかった上でテニスを考えたいと
いう論理派タイプでしたら今回の内容は必見です。
-----------------------------------------------------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): いとー
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニススクール活用法.com
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■お問合せ内容を教えてください。(フリー08):
【いとーさんのご質問】
こんにちは。いとーです。
最近は本を物色→ネットで情報集め→レッスンの繰り返しで
学生としての本分を完全に忘れています(笑)
疑問に思っていたのは
なぜ、テニス界には確立された情報が
ないんだろう…ということでした。
ある人は打点を前に、ある人は打点を後ろに
踏み込んで、踏み込まないで
…どれも抽象的であいまい。
人によって言ってる事が違うのは
「テニス」と言う側面からしか
テニスを見れていないのかな、
と思うようになってきました。
同じ球出しや技術でも、
人によって効果は全く異なりますよね。
スリーさんの記事を見ていて「人側」から見た
情報はやはり万人に共通し、効果も殆どの人が
実感できるものであるとつくづく感じます。
裏拳バックボレー、
とてつもなく厚く当たります(笑)
「ラケットを真っ直ぐに立ててボールの後ろを…」
なんていわれるより、シンプルで分かりやすいと思います。
また、
球体へのインパクトや一番効率のよい回転のかけ方…
これらはテニスから離れた力学的な観点も重要に
なってくるのではないかと思います。
テニスを客観的に見て
人体の動きを追求していくことで
私たちテニスコーチは共通の情報を持ち、
統一されたテニス情報を共有しえる日が
来るのではないかと…恐れ多くも考えていました。
例えば「引くときにラケットを立ててください」
一体いつ?どのくらい?どこまで?
そしてそれが出来た先に成長はあるのか。
技術的な観点を否定しているのではないのですが
あまりにも曖昧な気がして(笑)
それだったら、コーディネーショントレーニングをして、
自分自身の運動機能を高めたり自身の運動機能を活かした
ショットの方がこの先何倍も可能性を見い出せる。
と思うのですが…中々親御さんとかには
理解が得られません(笑)
経過分析のほうが、
その場で上手くなった感はありますからね^^;
でも本人の運動能力が上がった
わけじゃないと思うんです。
付け焼刃じゃ必ずボロが出る。
上手くなったと思うのは
良いことだと思いますけどネ…。
バイトという身のおかげで、
何かと「まだバイトの子」という視点で
見られてしまうのが悔しい今日この頃です。
勉強すればするほど、
スリーさんの情報の重要性が分かってきます。
分かりやすい言葉と最小限の力で
最高のパワーを引き出せるレッスン目指して
頑張ります!
今、バイオメカニクスについてもっと
知識を深めたいと思っているのですが
スリーさんオススメの一冊などはないでしょうか?
バイオメカニクスでなくても、
テニスの知識を深める為に良い一冊を
教えていただきたいです!
よろしければ教えてください^^
--------------ここまで----------------
【スリーの回答】
---------------ここから-----------------
いとーさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
確かにテニスってコーチによって
言っていることが違いますよね。
なので
正直生徒さんが伸びるかどうかが
良いコーチに出会えるかという
「運次第」という面があります。
何でもそうですが、
指導者によってその人の上達は
左右されるのは確かです。
テニスはその中でも特に
指導者の考え方によって教え方が
違います。
だから
機能分析を推奨している神谷コーチは
DVD内インタビューで指導法の一環が目標と
話されています。
まずは機能分析を浸透させなければ
なりませんからね。
私もメルマガやブログで機能分析の観点から
上達法をお話して、テニスの可能性や素晴らしさを
広める活動をしています。
体の使い方や体の機能を高めることが
やはり最も効果的なテニス上達法だからです。
いとーさんもそこに気付かれたので、
今のテニス界の指導法や経過分析に対する
疑問をお持ちですよね?」
だからこそ
もっと勉強してたくさんの生徒さんに
機能分析での効果を実感してもらい、
テニス界を変えていきましょう!
ちなみに私は実際に
高校の参考書を読んでいます。
物理の本です。
その中でも力学の参考書を
愛読しています。
高校の頃は目にもくれなかった
物理の参考書。
高校生向けぐらいがわかりやすくて
読みやすいですよ^^
一度書店で探してみてくださいね!
では!
スリー
---------------まとめ-----------------
例えば野球やサッカーって
多分どの指導者もそんなに教えていることって
差がないと思うんです。
野球やサッカーは連携やフォーメーションは
難しいかもしれませんが、技術的な基本である
投げる・打つ・蹴る・走る・取るなどは日常でも
行っている動作です。
だから
初心者がいきなり始めてもある程度は
形になります。
小さい頃友達同士で野球やサッカーで
遊んでいましたが、誰に教わることなく
見よう見まねで成立していました。
でも、
テニスは違います。
ラケットという道具を使ってボールを
打ちたいところに打つ技術が必要です。
つまり、
ラケット競技はいきなり専門的な動作を
必要とされるのです。
なので
まったくテニスをしたことない者同士で
コートを借りてテニスをしてもまったく
ラリーは続きません。
しかも我流でやっていると変なクセがつき
変な打ち方になってしまうのです。
つまり
テニスは難しいスポーツなのです。
それを出来るだけ簡素化するために、
指導者は色々考えてテニスを伝えてくれます。
それは指導者の情熱でもあり、
素晴らしいことなのですが、
今の日本のテニス指導はそれぞれで
やり方が違いすぎてバラバラになっています。
それが結果的にスクールや指導者によって
方法が違ったり、日本から選手が育ちにくい
原因となっていると私は考えています。
それを解決するには
何かしらの『共通の指導法』が必要だと
今回の質問者さんも含め、多くのコーチが
そう感じています。
そこで
今テニス指導界で注目されているのが、
「経過分析からの脱却」と「機能分析の導入」です。
多くの指導者はテニスをわかりやすく伝えるために、
自分の経験談やプロの打ち方を参考にしました。
ちなみに「経過分析」とは、
自分が実際に行っている打ち方やプロのフォームを
そのまま生徒さんに当てがって指導する方法です。
例えば
あなたが指導する立場だったとして、
生徒さんがレシーブの構えをしていたとします。
その構えが棒立ちだったので、
あなたが指導しなければならなかったら、
どういうアドバイスをしますか?
多分、
自分の構え方やプロの構え方を参考に
伝えてしまいませんか?
「こう構えてください」って実際に構え方を見せて、
真似てもらうのではないでしょうか?
構えが様になったら何となくうまくなったような
気になるので、教わった方はそれで満足します。
でも
実際にレシーブが返しやすいかどうかは
別問題なのです。
これが「経過分析」の弊害です。
そこで、
見た目よりもレシーブが返しやすいに
着目して、そのために必要な体の機能を
重視した指導法が「機能分析」です。
だから
機能分析の観点からレシーブを教える人は、
いかに反応しやすく、いかに一歩目が出やすいかに
着目して指導します。
「膝をこれくらい曲げといた方が、
(筋肉の性質上)飛んでくるボールに反応しやすですよ」
「ラケットはこれくらいの高さの方が、
(肩甲骨が動くので)すぐに打てますよ」
「スタンス(足幅)はこれくらい広い方が、
(股関節が使えるので)一歩目が出やすいですよ」
・・・
この()内の内容が機能分析です。
()が知識がなく、
ただ教えられると私だったら、
「どれくらい膝を曲げるの?」
「どうしてラケットはこの高さなの?」
「言われたくらいスタンスを広げると動きにくいぞ」
と感じてしまいます。
つまり、
根拠を掲げることができるのが
「機能分析」なのです。
この考え方を広めるために
私は何度も機能分析を紹介しています。
ただ
文章だけだとなかなか伝わりずらいので、
映像であるDVDを紹介しています。
もし
文章だけではピンとこない方は
神谷コーチと小浦コーチのDVDがおススメです。
この2人のコーチは、
ともに日本のトップのコーチであり、
機能分析を推奨しています。
もっと機能分析の理解を深めたいのなら
自分でも勉強して自分のテニスを変えて
行ってくださいね!
私のブログでお二人を詳しく紹介していますので、
ぜひご覧ください^^
→ 【神谷コーチ】
→ 【小浦コーチ】
私も今回の質問者さんも、
このお二人のDVDで機能分析を勉強しました。
テニスの考え方を変えてくれた
最高の指導者です。
では!
スリー
PS,
スリーからの無料プレゼントがあります。
まだ手に入れていない方はコチラから^^
ご意見・ご質問はコチラのフォームから
【無料メルマガ登録はコチラから】