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メンタル弱点を狙われる側の心理と、狙う側の心理
「相対的に相手の弱点を探す」という内容を
昨日はお伝えしました。
⇒ 【「相対的に相手の弱点を探す」の記事】
あまり聞かないようなお話しだったかもしれませんが、
相手の弱点を狙う際にとても大切な考え方なので、
ぜひ覚えておいてください。
そして今回は、
「弱点を狙われる側の心理と、狙う側の心理」についてです。
相手の弱点を狙うことは、技術的な要素が大きいと思いますが、
実はそれ以上に精神的なダメージを与えることができます。
例えば、
あなたがダブルスの前衛だとしましょう。
でも、実はバックボレーがすごく苦手で、
飛んで来たとしてもうまく対応できなかったら
「バックに飛んで来るな」というネガティブな
気持ちが芽生えてしまいますよね。
そう思いながらプレーをしていた矢先に、
バックにボールが飛んできて、バックボレーをしたら
あなたがそれをミスをしたとします。
そのときに相手ペアがあなたを見ながらヒソヒソ話を始めて、
それ以降、事あるごとにバックボレーを打たされるようなところに
ボールが飛んできたらどういう心境でしょうか?
正直、かなり精神的に辛いですよね。
多分、日常生活の中で、自分の弱いところを見透かされて、
そこを集中的に攻められることってあまりないと思います。
だけど、勝負の世界では、
それが常套(じょうとう)手段です。
ここを受け入れないと、
勝負の世界で勝つことはできません。
たまに「そこまでして勝ちたくないです」という声を聞きますが、
厳しいことを言うと、そのメンタリティはまだ勝負の舞台に立てていないのです。
そもそも相手の弱点を狙うことは反則ではありません。
立派な戦略です。
ただ、相手を精神的に追い込むことにつながるのは確かなので、
その舞台に立つかどうかはその人の考え方によります。
でも、勝負の世界ではどれだけ「相手に悪い」と思っていても、
相手があなたの弱点を狙って精神的に追い込んでくるはずです。
そのときに、「それでも構わない」という自分の強い信念があるのなら、
その考え方は貫いてもいいと思いますよ。
しかし、それはときに言い訳にもつながるので、
本当の意味での真剣勝負は自分のできることを全てやって、
お互いベストを尽くした上で、最後に相手と気持ちよく握手できれば
良いという考えの元、今週は弱点を狙う記事を書いています^^
では!
スリー
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