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メンタル

相手と戦う前に越えておかなければならない壁

 
 
テニスというスポーツが競技である以上、
勝つことにこだわるのも大事だと思います。


でも本番で相手と戦う前に、
越えておかなければならない壁が
存在します。


この壁と向き合っているかどうかで
本番で戦う相手が変わっていきます。


「相手と戦うのか、自分と戦うのか」


今回はそんな禅問答みたいなお話です^^


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニス上達法メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): その他
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Yさんのご質問】


スリーさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。


スリーさんは、現役時代、
また今までで忘れられない試合はありますか?


私はいつも試合の時は、
ニュートラルな心をこころがけているのですが、
それは感情の上下差があまりなく、よい言い方では
平常心なのかもしれませんが、コーチには、
だからお前は勝てない!と言われました。


もっとふてぶてしく、
したたかに!とよく言われます。


お前はハートが弱い!と言われます。
コーチの言うことは正論だと思います。


勝負はその言葉通り、
勝つか負けるかですものね。


テニスを始めたばかりのとき、対戦相手が転んで、
ボールを打つのをやめてしまって、
怒られたこともあります。


コーチの指導は間違っていないと思っています。
勝負とはそういうことなのですものね。


今はだいぶコーチへの免疫もついて、
打たれ強くなり、図太くなったと思います。
多少へこみますが。


スリーさんは試合のときメンタルな
部分で心がけていることはありますか。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


Yさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


私にとっての忘れられない試合は
自分ではかなり練習を積んで挑んだ大会で
まったく自分のテニスができずに一回戦負けをしたときです。


かなり気合を入れて練習をしていただけに
結構ショックでした。


その試合会場はちょうど学園祭をしていたのですが、
私はみんなが楽しそうな中、ショックで動けずに
惨めな思いをしながら座り込んでしまいました。


「みんな楽しそうなのに何で自分はこんな気持ちなんだろう」


ものすごく
悲観的になっていたのを覚えています。


でも、その経験があったからこそ
吹っ切れたと思いますし、この悔しさをバネに
もっと練習に取り組めたと感じています。


だから
私にとっての一番のメンタルの支えは
「あんな悔しい思いはもうしたくない」
という経験ではないでしょうか。


だから仮にテニスがうまくいかなかったり、
どれだけ色々言われたって、すべてが糧になっています。


そのすべてで自分のテニスが形成されますし、
だからこそマイワールドが生まれると思いますので
これからも色んな経験をして、自分流のテニスを
磨いてくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


私の話になってしまいまが、
私は大抵のことが最初は人並み以下からのスタートです。


自分でもすでに自覚していますが
かなり不器用だからです。


何をやっても「人よりできない」から始まるので
悔しい思いをすることが多いのです。


そうなると、
自然に「いつかできるようになってやる」という
反骨精神みたいなものが芽生えます。


だからそれが達成されるまで
頑張れるような気がします。


反対に
何でも器用にこなせる人は
すぐに飽きてしまうそうです。


そこからモチベーションを見出すのは
それはそれで大変なようです。


そう考えると、結局どこかで壁を乗り越えないと
本当に求めている結果にはたどり着けないですよね。


器用な人にも不器用な人にもそれぞれ悩みがあって、
それとどう向き合って、それをどう乗り越えるかが
大切なんだと思います。


それはつまり、
自分の弱い部分との戦いに勝たなければ
本当の強さを手にすることはできないのです。


メンタルの強さも、自分の弱い部分と向き合った結果、
強化される部分だと感じます。


きっとあなたは
すでに自分の弱いところを知っているはずなので、
その部分としっかり向き合ってみてください。


それが強さだと私は信じています。


では!


スリー


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