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あなたはダブルスペアと
どんな話をしていますか？

昨日のナイターレッスンは
ジュニアのクラスでした。



高校生と中学生のバリバリやっている
子たちのクラスです。

ほぼ同じくらいのレベルで
生徒数が４人だったので、
練習の最後にダブルスの試合を
させました。

これくらいの年代の子たちは
負けず嫌いのかたまりみたいなので、
絶対勝ちたいオーラがみなぎっています。

いざ試合が始まると、
意地と意地のぶつかり合いで
すごくいい戦いが展開されます。

お互いナイスショット連発で
まさにゲームの奪い合いです。



「やるな〜」



そう感心しながらも試合は進んで行きます。



そんな緊迫した試合は６ゲームを終え、
ゲームカウントは３−３です。



キープ合戦で次のゲームを取るために
ペアごとに何か話しています。



そこで
私は各ペアが何を話しているか
耳を澄ませて聞いてみました。

すると、

「あっ、今日はこっちのペアが勝つな」

と確信しました。

案の定、
私が勝つと思ったペアが３−３から
一気に３ゲーム連取して勝利しました。

なぜ私はペアの会話を聞いてどっちが
勝つか分かったでしょうか？

別に勝った方のペアの作戦が
素晴らしいからではありません。

かといって
負けた方のペアの作戦が
悪いわけでもありません。

でもわかったのです。

なぜなら

負けたペアは「過去の話」
勝ったペアは「未来の話」

をしていたからです。

負けたペアは、

「さっきこうだったから・・・」

「昨日のレッスンはこのショットが打てたから・・・」

「なぜさっき下がったの・・・」




勝ったペアは

「チャンスがあればポーチに出るね！」

「ミスしても気にしないでいこう！」

「強気で戦おう」

実は負けたペアの方が
データに基づいた会話を
しているのです。

勝ったペアの会話は
正直あまり中身はありません。

でも勝ったのです。

それは

未来に向かって会話しているペアの方が
楽しそうだったからです。

過去の話をし出したペアは
もう変えることのできない過去の
話をしてテンションが下がり出しました。

試合は生き物です。

その時にいかに乗っているかが
大事なのです。

過去のデータより、
今の楽しい気持ちの方が
大切だったりします！



過去を振り返るのは
試合が終わってからでいいのです。

もしくは
未来のためのデータとして
過去を話すべきなのです。



----------------まとめ----------------


もう一度言います。

過去は変えれません。



試合とはまさに「今」を戦っています。



大事なのは次のポイントである
「未来」です。



「過去」を振り返っていると
次のポイントである「未来」が
遠のいていきます。

「さっきあながたミスしたから」

「どうしてさっきの決めれないの」

「昨日は調子よかったのに」

あなたは試合中にこんな
「過去」の話をしていませんか？




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では！

 

 

スリー