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【テニス上達法】:常に100%全力

 こんにちは。

スリーです。

前回お話した「ワイパーショット」についての
感想をいただきました。
(バックナンバー)
 http://three-tennis.com/36/29/000358.php

それに対する私の考え方をお話します。

前回お話した世界ナンバーワンのナダルの
「最強の考え方」とリンクするので、興味
がある方はぜひ読んでください。

 
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【いただいた感想】

今、ゲームをして帰ってきた
ところなのですが・・・・

6−2,6−2で、勝ってきましたが、
どうも、面白くないのです。

相手のひとりが弱いので、これは、おもいっきり、
ワイパーの練習台にしてやろうと意気揚々で、
始めたのですが、いざとなると・・・

自分でもわからないのですが、アウトが心配で、
思うようにラケットを振れませんでした。

レッスンの時は、かなり良い確率で決まっていたのにです。

それで、なぜなのだろう?と考えていたところ、
このメールを見つけました。

まさに、仰るとおり、膝の曲げが足りなかったのです。

そして、相手をなめてかかっていたので、基本を忘れ、
”腕っ節”だけで、叩きつけていたのです。
 
ゲームには負けたくない。だからアウトしたくない。

でも、簡単にやっつけられる相手。ちょちょいのちょいよ。

そんな謙虚さを欠いた単なる負けず嫌いの姿勢が、
せっかくのゲーム中の”ワイパースイングの練習”
のチャンスをダメにしてしまいました。

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【私の感想】

私のメールが役立てたのなら良かったです。
 
それでは、Kさんが「謙虚さ」の重要性を伝えて
くださった代わりに、私の体験談もお話しようと
思います。

前回の「最強の考え方」でナダル選手の考え方を
お伝えしましたが、世界ナンバー1という位置にい
ながら「100%常に全力」を信条にしています。

ただ、この考え方って結構難しいですよね。

私も試合に出るのですが、明らかに自分より弱いと
感じる相手が現れたら「一生懸命やるのがカッコ悪い」、
「多少余裕をかまして、レベルの違いを示そう」、
「そして体力を温存して、次の試合に備えよう」と
脳裏によぎる事がありました。

でもそういう考えの時に限って、その試合には
勝てても最終的にいい結果を得れません。

これは他人のプレーを見ても思います。

なぜでしょうか・・・

簡単です。

それは結局「相手は弱いから余裕のプレーをしよう」という
思考の地点で、実は自分に「言い訳」をしているのです。

私は確実にそういう考えでした。

だから仮に思ったよりゲームを取られたり、
いいプレーができなかったら「遊び過ぎた」、
「余裕をかましすぎた」と言ってる自分がいる
のです。

そういう思考は、強い相手に負けた場合、「相手はシードだから」や
「デュースは何回もあったけど」や「調子が悪かった」などの発展性
のない振り返りになってしまうのです。

どんな相手でも「常に100%全力」だと、
勝っても負けても本当の自分と向き合えます。

私自身、試合に出て一番「この相手は強い」と
感じるのは強いと言われる選手なのに、気合いを
入れて向かってくる相手です。

強いと評判の選手が余裕をかまして挑んできたら、
腹が立ちますけど、「強くてもどこかに勝てるスキがある」
と思えます。

強くて100%で来る相手は、全力で来てくれているので、
こちらとしては嬉しいのですが、勝てる気がしません。

本当に強い人はこのように「スキがない人」だと思います。

これが最強の考え方です。
改めてナダルの凄さを感じますよね。

では^^

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