テニススクール活用法.com

 ＊今回はちょっと視線を変えて、相手の実力を知る方法をお教えしましょう。

　実は大して強くない相手でも強そうな井出達やサーブ練習で速いサーブを見た
　だけで「勝てっこない」とか「うわ〜、強そう・・」など、勝手に相手を
　過大評価してないでしょうか。

　実際本当に強い人もいたかもしれませんが、見せ掛けのハッタリ君に騙されては
　いませんか？

　そこで心を少しでも安心させるためにこの方法を試してみてください。

　それはズバリ・・・

　　　　　　　　少し深めのロビングをあげてスマッシュを打たす！
　
　
　特にダブルスで効果的ですが、スマッシュの下手な人はある程度までしか
　試合に勝てないのです。

　逆にどこからでもスマッシュを決めてくる人はなかなかの腕前です。

　それは、スマッシュはバランス、タイミング、フットワーク、力加減、
　そして精神力、すべてが必要だからです。

　逆をいうと、スマッシュが苦手な人は上記の要素の何かが足りないのです。

　今回は相手の実力の見極め方なので、どうしたらスマッシュがうまく打てるかは
　また改めてご紹介します。
　
　なので技術的な細かい事はなしで説明したいので、皆さんが少し深いロビングを
　上げられた立場になって考えてみてください。

　今回の相手の力を見極めるのが必要である方はある程度のところで負けてしまう
　人が多いと思います。

　すなわち、今回で言う何回もロビングを上げられたら困る人ではないでしょうか。

　そう言われて「ドキッ！」とした人は今回の方法を試してみてはいかがでしょうか。

　そうは思はない人は今回は聞き流してください。

　ただ「ドキッ！」っとした人の方が多かったと思います。

　私の経験上、レッスンをやっていて中級クラスまでの人には非常にロビングが
　有効です。

　ほとんど連続でちょっと深めのロビングを上げたら失敗してくれます。

　しかし中上級以上の人にはそれが効きません。

　私の中のレベルの見極め方はロビングが通用するのが中級者で、ロビングが
　通用しないのが中上級、上級者です。

　もし中上級以上、もしくはもうちょっと試合に勝ちたい方はスマッシュの
　練習に重点を置いてみてはいかがでしょうか。

　そして最後に・・・

　試合に強い人はロビングが有効である事をよく知っているし、よく使っています。