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ストロークフォアハンドストロークの強化における2つの課題
1月になると、
毎回推奨しているのが年間の目標設定です。
やはり目標があるとそこに力を注げますし、
一年を通して頑張るためにもお勧めしています。
ちなみに
私は1年の目標を設定しては、それを3ヶ月置きに確認し、
具体的に何をするべきかの見直しまで入れています。
さらに、それらに向き合うために一日一日
自分がどのように目標と向き合ったのかを
ノートに書き出しています。
ここまでする必要はないかもしれませんが、
私にとってはこの形が最良の方法なので
続けています。
今回はそんな目標に対してお答えしていますので、
あなたも参考にしてください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y.M
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 31〜35歳
■テニス歴(フリー04): 6.7年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニススクール活用法.com
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Y.Mさんのご質問】
あけましておめでとうございます。
何時も為になる配信をありがとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
コーチは毎年目標を設定しているとのお話でしたので、
私は『スライスサーブの安定とスピンサーブの習得・
フォアハンドストロークの強化』で、頑張っていきたいと思います。
早速ですが質問させていただきます。
今回はフォアハンドストロークに関して、
2点あります。
1,ストロークの際には骨盤を回して打つわけですが、
骨盤をうまく回すために、軸足を蹴りだした後に意識すべき
体の部位ことはどこになるでしょうか?
打点に向かう時に、左手を引くを意識すると
骨盤の回りがよくなる感じはあるのですが、
この意識で練習してよろしいのでしょうか?
2,今通っているテニススクールのコーチから、
もっと縦糸(ガットの長いほう)を使って打つようにと言われています。
自分の打ち方に少し癖があるようで、
ガットの流れがグリップからヘッドに向けて
横糸が向かう傾向にあります。
スクールのコーチの言わんとしていることは、
スピンをきっちりかけてとのことと思うのですが、
打つ際にどう意識すれば縦糸をしっかり使えるでしょうか?
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
Y.Mさん
あけましておめでとうございます!
スリーです^^
こちらこそよろしくお願いしますね!
目標を設定することは非常に大切なので
じっくり取り組んで行きましょう。
ちなみにストロークについてですが、
軸足の蹴り出しの後は右利きの場合、
左手を引くことは理にかなっています。
以前公開していた『スリーメソッド動画』という
レッスン動画の中で、「Xパワー」という考え方を
紹介していました。
簡単に説明すると、
運動連鎖における理論です。
今回の場合、
捻った上半身を下半身から戻すのですが、
その際に軸足である右足と左手を利用します。
右股関節と左肩甲骨はつながっているので、
右足と左手を使います。
Y.Mさんの考え方は間違っていませんので、
これからも右足と左手の意識を忘れないでくださいね。
また、
縦ガットの活用についてですが、
逆クロスに打つような後ろ打点気味で打つと
横ガットが切れやすくなります。
なので、
打点を前にして順クロスに打つことを心がけてみてください。
そのコーチの意図と合致するかはわかりませんが、
私はレッスンでそのようにアドバイスをしていますよ^^
では!
スリー
P.S
「Xパワー」については『ストローク・ボレー解体新書』でも
触れていますので、もしよかったら参考にしてくださいね!
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
具体的な目標を掲げると、
あとはそこに向かって頑張るだけです。
あとは目標に対してどれだけ
「執念」を持てるかどうかです。
仲間内でも一年の目標を発表し合ったりするのですが、
結構途中くらいから、みんなそのことを忘れています。
最終的に一年後に達成できたのかを
確認し合うのですが、目標が何だったのかを
覚えていない人もいます。
それだと絶対に目標は達成できません。
大事なのはいつも目標を隣に置くことです。
それはつまり、
目標と一緒に生活するという考え方です。
普段からどうすれば目標が達成できるのだろうと
考えながら一日一日を過ごすのです。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、
私は目標というものはそうやって向き合うものだと思います。
漠然とした夢ならば、
そこまで考えなくてもいいかもしれませんが、
目標とは絶えず向き合うものだと私は捉えています。
ちなみに、
これまでで自分を一番変えてくれた目標は
「作業量」という目標でした。
自分がテニススクールのヘッドコーチになって、
一番足りないものは経験だと感じた次の年に
この目標を掲げました。
若くしてヘッドコーチになったので、
何の知識も経験もない自分はとりあえず机に向かって
作業しようと心に決めました。
なので、
その一年は絶えず自分の隣に「作業量」という
キーワードを置いて生活をしました。
作業しながら食事をしたり、
仕事を管理するためのノートを
書き出したのもこのときです。
このような取り組みを一年間続けたおかげで、
色んな人から質問をされても大抵答えることが
できるようになりましたし、今こうして記事を
書き続けられるようになったのも、そのときの
経験があるからだと感じています。
私の場合、
たまたま仕事についての目標でしたが、
今回の質問者さんのようなテニスの目標も同じです。
自分が達成したい目標を掲げて、
そこにエネルギーを注ぐ。
これこそが、
最も自分を成長させてくれる方法だと思います。
どんな目標でも構いませんので
あなたも自分が全力で取り組みたいことを
掲げてみてください。
コツは去年を振り返って、
なりたい自分を想像することです。
それを一年かけて目指すのですから
真剣に取り組めば、かなりなりたい
自分に近づけますよ!
最後に毎回紹介している
土光敏夫さんの言葉を紹介します。
私が最も好きな言葉です^^
「やるべきことが決まったならば
執念をもってとことんまで押し進めよ。」
「問題は能力ではなく執念の欠如である。」
では!
スリー
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