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ストローク

回転はフラットを安定させるためのテクニック

 
 
あなたのショットは
「スライス」「スピン」「フラット」で言うと、
どれに当てはまりますか?


ちなみに私は「スピン」です。


基本的にミスしないテニスが前提なので、
正確には「スピン」「スライス」を多用します。


だけど、
一番大切にしているのは「フラット」の感覚です。


今回はそんな「フラット」の活用法についてお話しています。


まずはこちらの質問からご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 36〜40歳
■テニス歴(フリー04): 約7年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニススクール活用法.com
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Yさんのご質問】


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


フォアハンドについてアドバイスいただきたく
ご質問させていただきます。


私はウエスタングリップでスピン系のボールを打ちます。


動画で撮影するとリストが下がり
両肩の傾きが大きすぎて(無意識です)、
これがボールに威力が出ない要因の一つだと考えてます。


よく相手からボールが跳ねると言われるのはこういった
打ち方から来るものだと思います。


ただプロや上級者はリストを下げずに
レベルスイングでボールをインパクトして
スピンをかけてるように感じます。


またリストを下げない方がインパクトも
正確になるのではないかと感じます。


意識してリストを下げない
練習をした方がいいのでしょうか?


アドバイスよろしくお願いします。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


Yさん

あけましておめでとうございます!
スリーです^^


こちらこそ今年もよろしくお願いします。


フォアハンドストロークのリストについてですが、
確かに下から擦り上げすぎると回転がかかり過ぎて
ボールの威力は落ちてしまいます。


なので、
威力だけ考えたら、真っ直ぐボールを捕える
「フラット」が理想的です。


ただ、それだとコントロールが難しくなるので、
ほとんどの人は回転をかけています。


その発想で考えると、
威力があるボールを打ちたいのであれば、
フラットからショットを考えるべきです。


だけど、
フラットで打ったら強いボールが打てたけど、
なかなかコートに収まらない。


だから少し回転を加えてみよう。


この流れでショットを作っていけば、
理想のボールにたどり着けますよ。


少しだけラケットヘッドを落としてみて、
それでも回転が足りないのなら、さらに落としてみる。


こんな感じでリストを固定して打つフラットから、
リストを開放して打つスピンの要素を取り入れてください。


今は肩まで下げて打っているということだったので、
スピンがベースになっていると思います。


そこからいきなりフラットは大変かもしれませんが、
すでに回転をかける感覚はお持ちなので、結構すんなり
理想のショットにたどり着けますよ!


頑張ってくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


草トーナメントに出たことがある方はわかると思いますが、
サービス練習として4本打ったら、いきなり試合開始ですよね。


ハッキリ言って、
これだけでは当然練習として成立しません。


だけど、
昔はその4本に命をかけてサービスを打っていました。


「この4本で最終調整だ!」


本当にそう思って打っていました。


なので、
その4本がまったく入らなかったら
かなり焦っていたのを覚えています。


私の場合、スピン系のサービスを主体にしているので、
フレームショットでもしたときにはパニックでした^^;


しかし、
今は試合前の4本のサービス練習は
ほとんどフラット系で打っています。


4球目にちょっと回転をかけるくらいですね。


しかも
それが入らなくてもあまり気にしません。


なぜなら、
フラットでしっかり打てたのなら、
あとはそこにどれだけ回転を加えれば
ベストのサービスになるのかを私自身が理解しているからです。


昔はいきなり普段のスピンサーブを打って
その日の調子を判断していましたが、
それだと本番に縮こまってしまいます。


回転系のショットはコートに収めようとする目的があるので、
体の動きが小さくまとまってしまいやすいのです。


その理屈は他のショットも同じなので、
私はできる限りフラットをベースにした
テニスをお伝えしています。


「回転はフラットを安定させるためのテクニック」
という考えですね。


このような考え方にするだけでも、
かなりあなたのテニスは変わってきますので、
威力に悩んでいるのなら、一度フラットで
ボールを飛ばすことから始めてくださいね^^


では!


スリー

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