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ストローク

オープンフェイス打法を機能分析してみました

 
 
今回はテニス雑誌で紹介されていた
最新打法についてお話しています。


基本的にテニス雑誌で説明されていることは
見た目を解析する「経過分析」です。


それを体の使い方を解析した
「機能分析」で私が説明しています。


今までお話してきたことが頭に入ってないと
もしかしたらわかりにくいかもしれませんが、
「経過分析」「機能分析」の違いはハッキリと
証明できると思います。


まずはこちらのご質問からご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): こうちゃん
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■テニス歴(フリー04): 5年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニス上達法メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【こうちゃんさんのご質問】


おはようございます。


外旋のお答え、
ありがとうございました。


手のひらを考えて、
スピンを多めにするときは縦に8の字を
意識して外旋・内旋・・・


フラット系では横に長い8の字を
意識して内旋を使いたいと思います。


今回の質問ですが、
凄く気になっていた事です。


テニス雑誌『スマッシュ』の2月号(78ページ)に
本村プロが最新型両手バックとして
「オープンフェイス打法」として載っています。


昔は面を伏せた打ち方でしたが、
今は引く時にもやや面は上向き・・


インパクトでも、
やや上向きで捉えるとあります。


そこが分からなくて、インパクトでは面の向いている
方向に飛ぶと思うのですが、それでもスリーさん言う
「強い衝撃でガットを動かせば」上向きでもスピンが
掛かりコート内に収まるのでしょうか??


そして、
これが素晴らしい打法ならフォアでも
上向きで打てばいいのにと思ってしまいます?


分かりやすく教えてもらいたいです。


宜しくお願い致します。

 
--------------ここまで----------------

【スリーの回答】

--------------ここから----------------


こうちゃんさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


手のひらの練習法ですが、
こうちゃんさんのように「8の字」
描くと明記した方がわかりやすいですね。


そして今回の『オープンフェイス打法』ですが、
まさに手のひらを面に見立てて「8の字」
縦に描くようにスイングしてみてください。


その際にバックなら左の手のひらを見てください。


オープンフェイスになっていませんか?


打ったときは地面に対して垂直というのが
私の考えですが、人によっては面が上を向いていると
表現する人もいると思います。


でもそれは下からラケットが出てきているから
面が結果的に上を向いているように見えるだけで、
物理的には当たった方向にボールは飛びます。


ただ、ある速度を超えると面が垂直でなくても
真っ直ぐ飛ぶというデータを聞いたことがありますが、
それはトッププロの世界です。


だから、
外旋から内旋している途中を追求するのは
かえってややこしくなると私は考えています。


インパクトは地面に対して垂直で
スイングは外旋から内旋に向かう動作ということだけを
追い求めた方がシンプルでわかりやすいです。


この考え方は当然フォアハンドストロークにも
当てはまるので、うまく活用してくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ-----------------


基本的に最新の打ち方というのは
体の機能を有効に使った「機能分析」
基づいて考えられています。


つまり、
最も効率的な体の使い方を行った結果が
最新の打ち方なのです。


ちなみに
今回の『オープンフェイス打法』
インターネットで調べたら、多くの人が
よくわかならないとおっしゃっています。


それもそのはずです。


効率的な体の使い方を行った結果生まれた
打ち方なのですから、「面を開く」といった
見た目での説明では理解できないと思います。


これが見た目を解析する
「経過分析」の難しい側面です。


それより
体の使い方を解析する「機能分析」でその原理を知り、
さらに「経過分析」でその結果を確かめるという
プロセスの方がわかりやすいです。


今回の『オープンフェイス打法』の原理を
簡単な練習法で証明している記事があるので
もしよかったらご覧ください。

↓ ↓ ↓

【無理なくスピンを打つために必要な感覚を養う練習法】


ちょっと文章ではわかりにくい部分もあるかもしれませんが、
何となく今回の質問者さんのご質問と私の回答に沿って行ってもらえれば、
ラケットの面に見立てた手のひらが開いていることがわかりますよ!


あとは強いインパクトでストリングスが動いて
スピンがかかりますので、運動連鎖を使って
スイング速度を上げくださいね。


今までご説明したことがすべてつながっていることが
見えてきますよ^^


では!


スリー



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