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特設レッスンの後半の流れ


前回はスクールで行った、
特設レッスンの流れについてお話ししました。

⇒ 【「特設レッスンの前半の流れ」の記事】


今回はレッスン後半の「ダブルスの動き」についてです。


前半では、

「バウンドしたボールをスライスで打ち込みたい」

「ボレーが苦手なので何とかしたい」

「可能ならバックハンドストロークを学びたい」



を解決するために「インパクト」を意識してもらいました。


色んな要望があったときは、全員に共通するポイントを伝えておくと、
ダブルスの動きという実戦的な内容に入ってもアドバイスしやすいのです。


それに、今回受講された4人の方は、
まだラケットを正しく使えていなかったので、
うまくボールを飛ばせていませんでした。


なので、後半のダブルスの形式練習に入ったときは、
ポジションや狙うコースに意識を傾けてもらい、技術的なアドバイスは
「さっきのインパクトを心掛けましょう」ぐらいに留ていますよ。


実戦レッスンで複雑な技術アドバイスを受けると、
やるべきことが増えてしまうからです。


でも、
インパクトは良いポジションを取らないと上手くいかないので、
実戦的な練習に向いている技術ポイントですよ。


こんな感じで実戦練習の準備ができたら、
まずは2対2のミニテニスから入ります。



その際に「打つボールは山なり」「サービスラインを越えたらアウト」
という条件で、ポイントゲームを行ってもらいました。


あなたも実際にやってもらうと分かると思いますが、
サービスラインを越えたらアウトなのでコートは小さいですし、
山なりボールだとなかなかエースを取ることができません。


そこで、
「相手のペアを動かすこと」「前に詰めて角度をつけたショットを打つ」
などのアイデアを提案します。


それ以外に「ネット際に落とす」「相手の頭上を抜く」などの発想も伝えるのです。


これらをすべて山なりボールで行うので最初は難しいですが、
インパクトを意識した練習を前もってやっているので、結構良い戦いができたりします。


あとは、
直線的なボールを打っても良いことにしたり、
コートを全面使用にしたりして、条件を緩めていくのです。



「ミニテニスでしていたことを全面で行う」というイメージを
持ってもらえたら、この練習は成功になります。


ちなみに、
今回受講された4人の方は、「一度相手を動かす」という考えをではなく、
いきなり強打で相手のバランスを崩そうとしていました。


そうなると、こちらのミスのリスクが増えますし、
速いボールを打ったら速いボールが返ってきて、
自分の時間を失う状態に陥っていたのです。


だから、
「まずは相手を動かして相手コートにスペースを作ること」
の大切さに気付かれてからは、ショットの速度も変わってきました。


緩いボールでも角度を付けたり、
相手をチェンジさせるためにロビングを打ったり・・・


段々ミニテニスで行っていたことを
全面でもできるようになってきたのです。


それをお互いに意識してプレーしていたら、
「自分たちのバランスを崩さないようにしよう」というディフェンス意識が芽生えてきて、
自然と相手の有利になるスペースを作らない動きが取れるようになりました。


こんな感じで攻守のやるべきことが分かってきたら、
ダブルスの動きは良くなってきます。


「相手を崩して、自分たちは崩れない」


この考え方が理解できるようになってきたら、
あとは発想次第でいくらでもパターンを作れるので、
そこから自分たちの得意な方法を見つけたらいいのです。



今回は大まかな流れをご紹介しましたが、
実際にやってもらうと、より理解が深まりますよ。


できれば紹介している考え方をポイントにして練習すると、
より効果的な練習になるので、あなたもぜひトライしてくださいね^^

 

 

では!

 

 

スリー

 

 

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