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あの女性にやられた


週末に友人の試合があったので応援してきました。

 

ダブルスの試合ですが、こちらのペアは男子ダブルスですが、
相手はミックスダブルスという変則的な対戦です。


正直、男子ダブルスの方が有利なので
「これは勝てるだろう」という気持ちで試合を見ていましたよ。


実際、序盤はこちらが優位に試合を進め、
4−2アップまでいきました。


だけど、
その辺から急に相手は戦い方を変えてきて、
前衛を上を何度も何度も抜いてきたのです。



しかも、それを仕掛けてきたのは女性側でした。


ちょうど届きそうで届かない
「絶妙なロビング」を上げてくるのです。


それで何度もポイントを取られて4−4まで追いつかれてしまったので、
こちらは「前衛が少し下がる」という作戦を取りました。


すると、今度は前衛の足元を攻めてきたので、
前のめりでローボレーを打つことになります。


そしたらまた前衛の後ろにスペースが生まれるので、
再び絶妙なロビングで後ろを抜かれるのです。


応援している私たちからしたら、
そんなに難しいように見えないショットですが、
ロビング以外も丁度取りにくいボールを連続で
その女性は打っていました。



その方の年齢は多分、50代くらいだと思うので、
強打もほとんどないから、一緒に応援していた友人は
「何であのボールを決めないんだ」と言っていましたね。


しかし、あれだけ相手の立ち位置を見て、一番打ちにくいところに
連続で配球できるということは、「このミックスのキーパーソンは女性」
だと思います。


実際この形にハメられて、
1stセットは4−6で落としました。


ただ、この試合は3セットマッチなので、
2ndセットがあります。


だから、
次の戦い方次第ではまだ勝てるチャンスがあるのです。


セットが終わってベンチに帰ってきた2人も、
「あの女性は相当上手いから男性を狙おう」と言っていました。


しかし、女性の前衛の動きによって男性狙いもうまくいかず、
最終的には2ndセットを3−6で落として敗北です。


負けた2人は「あの女性にやられた」と言っていました。


もう少し詳しく聞くと、

「強いサービスを打っても力を利用して強いレシーブが返ってくる」

「決めようと思って前に詰めたら正確なロビングを打たれる」

「女性の前衛の動きがいいからなかなか男性を狙えない」

「タイミングをずらして打ってくるから打ちにくい」

「とにかくかなり走らされたから疲れた」


・・・


こんな感じの感想です。


多分、外から応援していた私も同じように見えたので、
もし自分が対戦したら、どういう戦略を立てたのか考えました。


まず男性狙いという点は同じです。


だけど、女性を避けるためだけではなく、
「男性のメンタルを崩すことと、女性を無理にカバーさせる」
ということが狙いになります。


このような目的を持っておかないと、
何となく男性を狙っても、あまり効果はないので、
作戦はできる限り具体的にしましょう。


ちなみに、
私は何度もミックスダブルスに出ていましたが、
女性がうまいペアは要注意だったので、
あなたも参考にしてくださいね^^

 

 

では!

 

 

スリー

 

 

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