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その他ラケットとストリングスと私
今回はラケットとストリングスについてお話しています。
でも、道具について考えるときは、
ぜひ「自分の特性」も踏まえてください。
どれだけラケットやストリングスの特性を知っていても、
自分の特性が分からないと、うまく合わさりません。
今回はそんな道具選びについてお話していますので、
まずはこちらをご覧ください。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): H
■性別(フリー02): 女性
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Hさんのご質問】
さて質問があります。
ストリングのことなのですが、いつも張ってくれてる人にも
意見を聞くつもりですが、スリーコーチのお考えを知りたいです。
ラケットをウィルソンのバーン100LSから
最近クラッシュ108に変えました。
ストリングはここ4年くらいアディクション125を45Pで張っています。
クラッシュのラケットは柔らかいのでもう少し強く
例えば48Pとかにした方がいいのでしょうか。
私はスピン系でバーンの時は1週間でストリングが切れていました。
(今年の5月からです。↑)
プライベートをしてるので球数を打っていました。
その時はしっかり打ててる感じがありましたが
今のクラッシュですとボヨンとした感じが多いです。
もっと軽く速くビシッと振ればいいのでしょうか。
クラッシュ108のストリングについて何かアドバイスが
ございましたら教えて下さい。
*今までポリは怖いので張る気がなく
ナイロンにエラストクロスをつけたりしていました。
バックハンドが苦手ですが今は少し打ちやすいと感じています。
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【スリーの回答】
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Hさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
ウィルソンのクラッシュのストリングスについてですが、
バーンとはタイプが違うので、あまり延長上で考えない方がいいと思います。
クラッシュはとにかくよく飛ぶので、
バーンのときとは打ち方を変えるくらいの気概が必要です。
それを抑えるためのストリングスを選ぶとなったら、
それはバーンに近づけようとしていることになるので、
だったらバーンで良いになってしまいます。
それより、スイングをコンパクトにして、
ラケットのパワーでボールを飛ばすという発想に転換した方が、
クラッシュの特性が発揮できるのではないでしょうか。
ただ、せっかく本戦に上がれるくらいの実力なのですから、
大きく変えるというよりは、プラスアルファーの発想を持ってください。
そうなると、ストリングスのテンションはそれこそ48ポンドくらいにして、
少しずつクラッシュの特性を出していきましょう。
いつものスイングを少しコンパクトにして、
ラケットにパワーを借りるというイメージかなと思いますが、
そこはHさんのやりやすい感覚を取り入れてくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
これは普段からお伝えしていますが、
テニスはラケットでボールを飛ばすスポーツです。
なので、
ラケットの特性を発揮することがポイントになります。
ですから、私は生徒さんにラケットを勧めるときは、
「その方の足りない部分を補ってくれる」という条件付きです。
足りない部分を補ってくれると、
使う人は特性が感じ取りやすくなるので、
ラケットをうまく扱ってくれます。
そうなると、自分の足りない部分を補いつつ、
ラケットの特性が生まれるので、分かりやすく上達できるのです。
生徒さんの多くはラケットを変えたときにレベルアップされるのですが、
その理由はこれらのことが関わっています。
足りないものがなくなって、ラケットの良さが発揮されたら、
当然前より上手くなりますよね。
ちなみに、
ストリングスはあなたの足りない部分と
ラケットの特性を発揮する架け橋です。
例えば、今回質問をくださったHさんは、
パワーが出せるラケットを購入されました。
でも、思いっ切り振ると飛びすぎてしまうので、
少し硬く張ることによって、ボールの飛びが良いというラケットの特性を残しつつ、
ある程度自分のスイング速度に合わせることができます。
このような考え方で道具を選ぶと楽しいので、
ぜひ自分と道具の特性をうまくマッチさせてプレーしてくださいね^^
では!
スリー
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