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その他絶対的基本である「クロスベースの考え方」
今週はシングルスについてお話していますが、
前回は「バランスの大切さ」がテーマでした。
基本的にはダブルスの個人的な動きにも
役立つ内容なので、うまく活用してください。
そして今回は、
「クロスベースの考え方」についてお話します。
まずテニスコートは長方形なので、
ストレートよりクロスの方が距離が長いです。
また、ネットの高さはセンターが「91.4センチ」に対して、
サイドは「107センチ」です。
この物理的な事実を踏まえると、
テニスはセンターを通してクロスに打つことが、
ネットミスとアウトミスを減らしてくれることになります。
ダブルスも同じ大きさのコートで行うので考え方は一緒ですが、
センターを通すと相手前衛がポーチボレーに出てくるので、
完全なるクロスベースで戦うのは難しいです。
そういう意味では、
前衛がいないシングルスは思う存分クロスベースによる
考え方でプレーできるので、大いに活用してください。
そもそもテニスはサービスを
クロスに打ってからスタートしますよね。
基本的にクロスのボールに対しては、
クロスに打ち返しやすいので、クロス展開になりやすいです。
だけど、それでは展開が変わらないので、
どこかのタイミングでストレートを入れましょう。
シングルスが上手な人は、
このストレートを入れるタイミングに長けています。
特にコースが読みづらいバックの
ストレート(ダウンザライン)は有効だと言われています。
他にもネットプレーに自信がある人は
ストレートを打つタイミングでネットに
詰めるアプローチを織り交ぜるのも良いです。
ちなみに、
一番シンプルな戦い方は飛んできたボールをひたすらクロスに打って、
甘いボールをフォアに回り込んでストレートでエースではないでしょうか。
(応用でラリーの中にストレートを織り交ぜるのもOK)
多くのシングルスプレーヤーが使っている戦法なので、
相手がバランスを崩すことを目標に、クロスベースの戦い方を
取り入れてくださいね^^
では!
スリー
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