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どうしたら自分の求めるショットを何度も再現できるのか


私はテニスだけではなく、
すべてのことは「無意識で行っていること」に出ると考えています。

 

ある程度意識すればやるべきことはできますが、
本当に問われるべきは「無意識の自分」です。


なので、もしあなたが人を見極めたいのなら、
意識的に行っている所作より、無意識で行っている
その人の本質に注目してくださいね。


そしてこの部分はテニスにも当てはまります。


今回はそんな原因の見極め方についてお話していますので、
まずはこちらの質問をご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y
■スリーに何かあれば一言(フリー06): 


【Yさんのご質問】


40歳過ぎからテニスを始め60歳過ぎました。


フットワークは下降気味ですがスイングスピードは
まだ上がる気がしています。


たまに自分でも驚くようなスピード&回転が出ます。


コンスタントに打つコツをご伝授下さい。


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


これは誰もが体験したことだと思いますが、
たまに自分でも驚くようなナイスショットが
打てるときってありませんか?


私も練習していたらそういうボールがたまに打てます。


でも、
それを意識して打とうとすると、力みなどが出て、
なかなか思うようなショットになりません。


だけど、自分が追求していることを再現するために
練習しているので、常に「再現性」というキーワードは
頭から離れてはいけません。


では、一体どうしたら自分の求めることを
何度も再現できるのでしょうか?


ちなみに私の中ではひとつの答えが出ています。


それは、
「ゼロポジション」という考え方を持つことです。


これは肩関節の有効なポジションを示す際に使う用語ですが、
私はあえて色んな局面でこの言葉を利用しています。


例えば、今回いただいた回答にお答えすると、
ストロークを打つ際に意識してもらいたい
ゼロポジションは「スタート位置」です。


これはレッスンで生徒さんにいつも注意しているのですが、
とにかく打ったら元の位置に戻っていない方がかなり多いです。


ストロークは前に踏み込んで打つショットなので、
どうしても前に体重が流れてしまいます。


ただ、
そのあとはスタート位置に戻らないと
次飛んでくる深いボールに対応できなくなります。



少しは戻っている方もいますが、
多くの方はスタート位置である「ゼロの位置」ではありません。


大体スタート位置より1歩か2歩前で構えていますね。


次の組み立てや相手のボールに対応するために
ポジションを少し前にするのでしたら構いませんが、
無意識に元に戻れていない方の方が圧倒的に多いです。


この立ち位置に対しての「ゼロポジション」の意識がないと、
次飛んできた深いボールで詰まった打ち方になってしまいますよ。


この部分は無意識の世界でもあるので、
まずは気が付けばスタート位置に戻れるフットワークが必要です。



よくないのは元に位置に戻っているつもりなのに、
実はスタート位置より少し前に立っていることです。


この無意識で元に位置に戻っていないフットワークが
再現性を邪魔する根源であることが多いので、
まずはスタート位置に自然と戻ることを心掛けてくださいね^^


では!

 

 

スリー

 

 

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