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全米オープンテニスも佳境に差し掛かってきましたが、
大坂なおみ選手と錦織圭選手が準決勝に進出しましたね。

大坂選手はここにきて圧倒的なプレーでベスト４入りでしたが、
錦織選手は２０１４年の決勝で敗北したチリッチ選手が相手だったので
並々ならぬ思いで戦っているようでした。


特に目立っていたのがメンタルの充実です。


チリッチ選手のような勢いに乗ったら止められない相手だと、
普段は押し切られることが多かった印象があります。


でも、今回はチリッチ選手に流れがいったとしても
自分のやるべきことに集中してプレーしているようでした。


なので、基本的には相手コートに深く返して、
チャンスボールはしっかり決めるテニスだったと思います。


そうなると、
いつものような派手なプレーは少なかったですが、
無駄のない堅実なテニスに見えました。


ただ、今大会の錦織選手は比較的こういうテニスが多いです。


例えるならジョコビッチ選手のプレースタイルに似ています。


堅実なプレーの中に質が隠されていて、
なかなかあの壁を崩すことができません。


だけど準決勝はそのジョコビッチ選手が相手です。


ですから、今回の戦い方で錦織選手が挑むのなら、
同じようなプレースタイルの戦いとなります。


今までは錦織選手が攻め込んでジョコビッチ選手の壁を
崩しにかかる図式でしたが、今回は「壁対壁」です。


だから、
組み立てや作戦が勝敗を分けるのではないでしょうか。


そのような戦いになるとしたら
私たち一般テニスプレーヤーも参考になりますよ。


・相手の逆をつく

・緩急を織り交ぜる

・弱点を徹底的に狙う

・ネットプレーを入れる

・ディフェンスのレベルを上げる


・・・


ちなみに
一番真似しやすいのはディフェンスのレベルを上げることです。


守りのレベルが高いと相手はそれを崩すために無理をしてきます。


場合によってはそれだけで勝てたりするので
もし機会があれば、今回お話した目線で観戦してくださいね^^

では！

スリー