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その他勝負事は勝敗が決まるまでは「勝てるかも」ではなく・・
テニスは最後の1ポイントを取らないと
勝つことができません。
なぜなら時間制限がないからです。
なので、「30分以内で多くポイントを取った方が勝ち」
というルールだったら、多分全然違うスポーツになっていたと思います。
ちなみに
私は相手を分析して逆転勝ちするタイプでしたので、
特にそう思います。
今回はそんなスポーツの難しさについてお話していますので、
まずはこちらの質問からご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■テニス歴(フリー04): 6年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニススクール活用法.com
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): その他
■内容を教えてください。(フリー09):
【Yさんのご質問】
スリーコーチ
いつもありがとうございます。
今年初めてのシングルスがありました。
4−6でした。
3ー0リード、40ー0のゲームを落として、
結局4ゲームしか取れませんでした。
シングルスの練習を全くせずの試合になったことはさておき、
自分の技術の無さ、発想の浅さ、など気持ちが沈んでいました。
昨日はチームの対抗戦(ダブルス)でした。
対抗戦では私はこれまで6戦出場して全て勝ってきました。
昨日は2試合出させてもらいました。
5−3リードからの5−7。
4ー1リードから6−7(タイブレ5ー7)。
リードから勝ちきれなかったことも含めて最近は負けが込んでいます。
昨日の経験はこれから絶対的に勝つために
乗り越えていかなくてはならない経験だと思っています。
大切なポイントでのイージーミスも潰していかなくてはなりません。
リードしてから勝ち切るパターンを
絶対的に増やして勝ちに慣れていきたいです。
メンタル面でも技術面でもです。
先日のスリーコーチの記事の中でナダル選手が
「全てのポイントをマッチポイントだと思ってプレーする」
という記事がありました。
もっと自分に負荷をかけて追い込んだ練習が
必要な時期なのかもしれません。
勝つ責任を背負う段階なのかもしれません。
出口は必ずあると信じて練習していきますので
これからもご指導お願い致します。
勝ち切る、ということについてスリーコーチのお考えや
ご指導を賜れましたらよろしくお願い致します。
お返事は急いでおりませんのでいつでも大丈夫です。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
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Yさん
ご質問いただきありがとうございます!
スリーです^^
試合はリードしてから逆転される
展開に悩まれている感じだと思います。
これは「序盤」の戦い方はうまくいっているけど、
「中盤」「終盤」の戦い方は考えないといけないかもしれません。
ちなみに
良い「中盤」「終盤」の戦い方は「相手のデータ」を駆使する必要があります。
戦いながら相手の長所と短所を見抜き、
それを利用しながら戦っていく必要があります。
それでも競り合って終盤まで向かうと、
最後は気持ち面が必要です。
そうなると、
正直精神的にはかなりしんどいです。
だけど、このしんどいときにどれだけ強気でいけるかが大切です。
相手も同じくらいしんどいので、
「相手よりしんどいことをして勝つ」というメンタリティーが
終盤で一番大事な要素だと考えています。
「相手より一球でも多く返す」
「ここぞという場面で攻める」
「今までやってきたことに対する誇りを持つ」
・・・
終盤で競っているときはこういう部分が必要なので
意識してみてくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
今回はサッカーワールドカップの日本対ベルギー戦を
視聴率や報道の数から多くの方が見ていると思ったので、
テニスではないスポーツで勝負所についてお話します。
日本は序盤、ベルギーチームに攻め込まれていましたが、
必死に守備をして0−0で前半を終えることができました。
そして後半に入り、
一気に2点を取って中盤をいい形で戦えたと思います。
でも、
中盤から終盤に掛けて相手の猛攻を受け、
あっという間に追いつかれました。
あとはご存知の通り、
最後の最後に逆転されて2−3で負けてしまいましたよね。
ただ、テニスをしていたらこういう負け方はよくあります。
しかし、
振り返ると「勝てるかも」という気持ちが芽生えてしまい、
自分たちのペースでプレーできなかったことが敗因ではないでしょうか。
やはり勝ちが見えてくると段々体が硬くなって、
普段のプレーができなくなります。
だけど、勝負は最後まで分かりません。
今回のサッカーは正直2−0でリードしたときに
「ベルギーに勝てるかも」と思ってしまいました。
それと一緒でテニスもリードしていたら
「このままいけば勝てるかも」と考えてしまいます。
しかし、
勝負の世界はそんなに甘くはなく、
序盤から中盤を制したからと言って
必ず勝てるとは限りません。
特にテニスのような時間制限がなく、
ポイントを最後まで取り切らなければならないスポーツは
終盤がとても大切です。
なので、勝負事は勝敗が決まるまでは「勝てるかも」ではなく、
「勝つぞ」という気持ちで終盤を乗り切りましょう^^
では!
スリー
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