テニススクール活用法.com > その他 > 速い球を打つ相手に対応するための練習
その他速い球を打つ相手に対応するための練習
元テニスプレーヤーの松岡修造さんは現役時代に
「この一球は絶対無二の一球なり」というフレーズを
試合中に叫んだことは結構有名な話です。
また、スペインのナダル選手はインタビューで
「すべてのポイントをマッチポイントだと思ってプレーしている」
とコメントしていました。
他にも色んな選手の色んな名言があると思いますが、
やはり偉大な選手は一球に対する重みを感じながらプレーしています。
そしてその一球に対する思いは練習からすでに始まっています。
練習でやってきたことを試合で発揮することが目的なら、
どれだけ一球に対して考えてはボールを打ってきたかが重要なのです。
今回はそんな一球の大切さについてお話していますが、
まずはこちらの質問からご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): つむぴー
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 16〜20歳
■テニス歴(フリー04): 四年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【つむぴーさんのご質問】
こんにちは!
「トビタテ留学ジャパン」という国の奨学金制度に採用されたので
7月から1ヶ月間セルビアへの武者修行が確定しました笑
僕がいくアカデミーには、ATPのプロ選手や、
ITFのジュニアツアーで優勝するジュニアの子達がいるそうです。
なので、いっぱい話しかけて試合してボコボコにされてきます!笑
ちなみにコートはレッドクレーです。
こから質問です。
最近自分のコーチに「現役のときに試合した対戦相手で
一番ランキングが高い人は誰ですか?」と尋ねると杉田選手と答えました。
「試合したときどんな感じでしたか?」と聞くと、
ボールが速くて手も足も出なかったと言ってました。
ここで質問です。
身の回りに強い人がいないとき、
そういうような速い球を打つ相手に対応するための練習を教えてほしいです。
試合中に足がきちんと動かせる、
追いつくような練習を教えて欲しいです。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
つむぴーさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
留学決定おめでとうございます!
素晴らしい環境でテニスができるようですね。
誰もができる経験ではないので、
色んなことを吸収しては自分になかったものを
発見してきてくださいね^^
そしてご質問についてですが、
正直、強い選手から放たれるオーラや雰囲気は
練習では経験することができません。
だから、
どれだけ速いボールを打ってくる人と練習しても、
速いボールに慣れるだけです。
なので、速いボールの人と練習するのもいいですが、
普段から打つ一球に対して、丁寧にボールの後ろに入って
正しい打点で打つことを心掛けてください。
ここをサボればサボるほど速いボールに対応できません。
ハッキリ言って、練習も試合も一球の重みを同じにすることが、
最も上達できるポイントだと思いますので、普段からの一球を
大切にしてくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
どれだけ練習時間が長くても、
適当な打ち方をしていたら上手くなりません。
むしろ、
手打ちや棒立ちで打っていると下手になります。
なぜなら非理想的な打ち方を体が覚えてしまうからです。
そしてそれはボールの入り方も同じで、
フットワークを使わなで練習し続けると、
力が入りにくい打点で打つことを体が覚えてしまいます。
そうなると最悪で、打ちにくいボールへの入り方を
体が勝手に行うという事態にもなり兼ねません。
なので、
地味なことですが、どんなボールに対しても
一球一球を大切にして、丁寧にボールの後ろに入るような
フットワークを心掛けましょう。
それを繰り返していると、段々それが当たり前となり、
どんなときでも体が勝手に反応するようになります。
仮に速いボールが飛んできても、
最初はタイミングが合わないかもしれませんが、
慣れてきたら対応できます。
ボールの後ろに入ることを早く行うだけですから。
でも、普段から何となく打っていたら
いざ速いボールが飛んできたときに手が先に動いてしまいます。
フットワークでボールに対応する癖がないと、
手でボールを対応してしまうのです。
それだと手打ちで速いボールをコントロールしようとしてしまい、
ミスショットになるのが目に浮かびませんか?
だから、どんな環境でもフットワークを使っては
丁寧にボールの後ろに入ってからスイングする癖を
練習で体に覚え込ませるようにしてください。
こういう積み重ねがいざ環境が変わったときに
自分を守ってくれます。
今の環境では通用しても、違う環境となれば
通用しないという経験はテニス以外でもありますよね。
それを解決してくれる方法は
「地味だけど大切な基本を体に叩き込む」なので、
テニスの場合だと、ボールの後ろに素早く入ることを心掛けてください^^
では!
スリー
今月の商品購入者さんへの特典プレゼントはコチラから!
ご意見・ご質問はコチラのフォームから
【無料メルマガ登録はコチラから】