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その他続・ダブルス前衛の動きがよくなる技術的なお話
いきなりバッティングセンターで
150キロのボールを打たないといけないと言われたら
焦りますし、大振りで空振りするのが目に見えます。
でも、
最初は100キロのボールから打つのでしたら、
ある程度落ち着いてスイングできるでしょう。
それができたら110キロ、120キロ・・・と、
段々速度を上げても落ち着いてスイングできると思います。
それはつまり、できることから徐々にやっていくことが
焦らずに自分の目標をクリアしていく方法なのです。
今回はそんな段階的にレベルアップできるお話から、
ダブルス前衛についてつなげていきますので、
まずはこちらの質問からご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): K
■メルマガ、ブログ、HPへの引用方法 (フリー02): イニシャル
■性別(フリー02): 女性
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Kさんのご質問】
ボレーに関してお聞きしたいことがあります。
それは ネット(前衛)での動き方です。
上手な人に比べると どうしてもネットで
バタバタしている気がします。
どうやったら上手な人のように
落ち着いてボレーができるのか。
何かヒントでもいただけるとありがたいです。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
Kさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
前衛で落着けないのは
小さなスイングでボレーを飛ばす感覚がないからです。
ボレータッチを習得すれば、
小さなスイングで相手に攻めのボレーを打つことができるので、
前衛でも落ち着いていられます。
でも、「決めないと」という気持ちが強くなると、
手に力が入って大振りになりがちです。
なので、
前衛ボレーこそボレータッチを使って相手にプレッシャーを
与えてください。
ボレーはどれだけ足でボールの後ろに入って、
インパクト出来るかです。
その際に今回お伝えしたことで
スイングはコンパクトになっていくと思います。
あとは飛んで来るボールに力を伝えるために
足を使う必要があります。
そのためには細かく足を動かして、
リズムを作りましょう。
このリズムが生まれたら、
足の動きに合わせてラケットを動かすのです。
そうやって足とラケットが同調できれば
落ち着いた状態で前衛としていられますよ。
まずはスイングと足が一緒に動くのかを確認してください。
落ち着いてない状態は足が大股で、
スイングも大振りです。
それを小さくすることから始めると、
動きも小さくなるので落ち着けます。
レッスンもしっかりご自身で目的を持たれて練習されていることが
いい方向に向かわれていると思いますので、ボレーもお伝えしたことを
意識して取り組んでくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
前衛に立っていると、どうしても「決めること」への意識が強くなり、
それが大振りにつながりミスになると、これまで何度もお話してきました。
なので、
前回も今回も技術的な内容をお話しました。
⇒ 【ダブルス前衛の動きがよくなる技術的なお話】
でも、前衛の動きは技術面だけではなく、
精神面も大きく影響しています。
だからもし、
前衛で技術があってもなかなか落ち着けないのなら
「存在だけでミスをさせる」という精神で挑みましょう。
前衛は最初からネット付近に立つことができます。
さらに、相手が打つときに動いてもいいので、
ボールを触らなくてもプレッシャーを与えることができるのです。
ですから、
いきなりボールに触ってエースを取らなくてもいいので、
動きで相手が気になる状態を作りましょう。
これが自分の役割だったらそこまで焦らなくてもいいですよね。
決めることが自分の役割だと思うと、
それを実行するためにどうしても焦ってしまうのです。
まず動きで相手にプレッシャーを与えることとしては、
相手が打つ瞬間に半歩動くことです。
できれば相手が打とうとしているコースに向かって
半歩動くことができたら、それだけでもちょっとは
相手も気になります。
あとは動く距離を少しずつ大きくして、
1歩、2歩と相手コースに入っていけば、
相当プレッシャーを与えることができますよ。
この段階ではまだボールに触らなくてもいいので、
相手にサイドを抜かれないことを意識しながら動いてください。
こうやって相手コースに自分が入っていくことだけを目標にして前衛にいると、
目的が明確なので、その分落ち着けるようになります。
「決めなくてもいい」という条件を作れば、
やることが減るから精神的な負担も減るのです。
その役割に慣れてきたら、
次のステップとして「チャンスボールを触りにいく」という
段階に入りましょう。
ここでは相手コースに入って、
さらにボールを触ることが目標です。
それもある程度落ち着いてできるようになれば、
最後は「チャンスボールを決める」を目標にするのです。
こんな感じで段階的に自分ができることに取り組んでいけば、
そこまで焦らなくてもプレーできるはずです。
ちなみに、
今回挙げた段階は何でもいいので、
自分ができると思ったことを目標にして
ひとつひとつクリアしていってくださいね^^
では!
スリー
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