テニススクール活用法.com

たまにジュニアのレッスンを見ている生徒さんが
「私もあれくらいからテニスをしていたら」と呟いているのを
聞くことがあります。

確かにプロ選手までいけば、
ほとんどの人が小さい頃からテニスを始めています。


でも、
そのときに燃え尽きてテニスが嫌いになったという
話もよく耳にします。


だから、いつテニスを始めるかより、
どれだけテニスを楽しめたかが大事だと
テニスコーチをしながら考えております。


今回はそんな年齢とテニスについてお話していますので、
まずはこちらをご覧ください。


--------------ここから---------------

■名前： N
■性別（フリー01）： 男性
■年代（フリー02）： ５１〜５５歳
■テニス歴（フリー03）： ４年
■シングルス派？ダブルス派？（フリー06）： ダブルス派
■スリーに一言（フリー05）： 


【Nさんのご感想】


５０歳からテニスを始めたのですが、
やはり若いころからテニスをしている人とは
フォームも打球も全く違い、限界を感じています。


この年からテニスを上達するには、
体の使い方そのものを見直し、頭で理屈を理解しながら、
それを体に染み込ませていくことが必要と感じています。


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


私は高校生からテニスを始めたので、
若い頃からスタートした部類に入りますが、
それでも中学生から始めた人に比べると
できない動きが多いと感じています。


中学生までは「ゴールデンエイジ」と呼ばれていて、
そのときに行ったスポーツはまるで自転車に乗るみたいに
体が覚えてくれると言われています。


それが実は結構コンプレックスでもあったので、
現役時代は中学生からテニスをしていた人には
負けたくないという気持ちでプレーしていましたよ。


ちなみに、
私は中学生のときは卓球部に所属していました。


だから、卓球は何年もやらなくても
すぐ当時のような強いボールを打つことが出来ます。


きっと体が覚えているのでしょう。


しかし、テニスは半年くらいできない時期がありましたが、
そうなると久し振りにプレーしたらビックリするくらい打てませんでした。


打ち方を忘れているという感覚です。


そう言えば、高校からテニスを始めた私は
頭で何をするべきなのかを考えては体に
その動作を覚え込ますように練習していました。


卓球はほぼ何も考えずにボールを打っていましたし、
小学生の頃にやっていたソフトボールも考えてバットを
振った記憶がありません。


だけど、
理屈から入ったテニスだからこそ、
他の方に上達する方法を説明する際には
論理的に伝えることができるのだと感じています。


しかも、ゴールデンエイジではなくても
上達できる「体の機能に着目した考え方」で取り組めば
何歳からテニスを始めても自分のペースで上手くなれます。


それに、できないことがあるから
長く取り組むことができるとも捉えています。


やはり、一番の上達法は長く楽しむことですよね。


なので、いくつからテニスを始めようとも、
その人それぞれの楽しみ方がありますので、
自分らしくプレーしましょう^^

では！

スリー