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世界ナンバー1選手の見えない本当のすごさ


全仏オープンベスト4を掛けて、
錦織選手とイギリスのマレー選手が戦いました。

 

今現在、マレー選手は世界ナンバー1ですが、
去年の全米オープンでは錦織選手が勝利しているので、
どちらが勝つのかは予測しにくいです。


ただ、錦織選手の立ち上がりがすごく良かったので、
これはもしかしたらいけかもと思いました。


結果は期待通り、
1stセットは6−2で錦織選手が取りました。


錦織選手が絶好調なのに対して、
マレー選手は大事なところでダブルフォルトを犯し、
2ブレイクされるという形となりました。


そして勢いそのままに2ndセットも錦織選手が
きっちりキープしました。


そうなると、ブレイクを何度も許している
マレー選手には大きなプレッシャーがのしかかります。


実際、サービスを打つまでに時間を掛けすぎて、
タイムバイオレーションを取られていました。


マレー選手的には遅延行為をしたつもりがなかったのですが、
審判に詰めかけて抗議していました。


これでマレー選手は冷静さを失ってしまい、
このゲームもブレイクできると思いましたよね。


しかし、ここからアツくなったマレー選手は
思い切りのあるプレーに変わり、ドンドン調子を
上げてきました。


反対に、その勢いに押された錦織選手がミスを連発して、
2ndセットは1−6でマレー選手に取られてしまいました。


何となくお互いに調子の波があり、
誰がどう見ても勝負は3rdセットだと察したのではないでしょうか。


案の定、3rdセットはお互いに波があるものの
自分らしいテニスを行い、そのまま6−6の
タイブレークに突入しました。


元々勝負の3rdセットなのに、さらにタイブレークとなると、
ここが実力を問われる場面だと感じますよね。


だけど結果は錦織選手が0−7でタイブレークを落とし、
セットカウントも1−2となってしまいました。


4thセットは3rdセットを取ったマレー選手に躍動感が戻り、
1−6で準々決勝を世界ナンバー1が制しました。


ざっと書きましたが、
大まかな試合の流れはこんな感じです。


色んなところでは大事な場面で力を出せなかった
錦織選手のメンタルに問題があるという声も聞こえてきます。


確かに3rdセットのタイブレークで
今日一番のプレーを出せたら結果も変わっていたかもしれません。


でも、これは私たち一般の試合でも言えることですが、
結局勝者はここぞという大事な場面で力を発揮して
ポイントをもぎ取ります。



ハッキリ言ってそれが実力なのです。


そのためにはペース配分や集中力が大事ですし、
ここぞという場面でポイントを取るためのショットや
作戦を用意しておく必要もあります。



今回の試合ではマレー選手がこれらの点で上回っていたのです。


つまり、
勝負ではここぞという場面での戦い方を持っていた方が有利です。


マレー選手には「サービス」という大きな武器があります。


そのサービスをタイブレークではギアを上げ、
1ポイントも錦織選手に取らせませんでした。


それまでのゲームではそこまで調子が良くなくても、
勝負所で集中力とギアを上げてポイントを奪えばいいのです。



そう考えると今回の戦いは
ギアを上げ続けて戦っていた錦織選手と、
ギアを上げたり下げたりして戦っていたマレー選手という図式でした。



ただ、このような戦い方をしないと世界ナンバー1には
勝てないと錦織選手は踏んでいたと思いますので仕方ないですよね。


ひとつ言えることは、
世界ナンバー1の選手と対等に戦える日本人選手がいることによって、
今まで分からなかった世界ナンバー1選手の見えない本当のすごさを
感じられるのは有り難いです。



このすごさはテニスだけに限らず、色んな分野で言えることなので、
周りにいるナンバー1の人を観察してみるものいいかもしれませんよ。


何かでナンバー1を取っている人は、
必ず何かに秀でていますし、見えない努力をしてます。



その見えない何かを自分の中にも作り出せたら、
ナンバー1になれる可能性が高まりますよ^^

では!

 

 

スリー

 

 

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