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その他ラケットの進化と共に変化してきた現代のテニス
あなたはラケットとテニスの技術が比例して
進化している事実を真剣に考えたことがありますか?
実はこの部分をちゃんと受け止めずに
ラケットだけ最新のものを使い、技術は昔習ったことを
取り入れていると、上達に支障をきたす可能性があります。
この部分は普段からレッスンをしているテニスコーチだからこそ
感じる部分なので、多くの方はそこまで気にしていないかもしれません。
でも、
上達を考える際に見過ごしてはいけない要素なので
今回の記事をじっくり読んでください。
新たな気付きに出会えるかもしれませんよ。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): N
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■テニス歴(フリー04): 35年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 報告
■内容を教えてください。(フリー09):
【Nさんのご報告】
昨日、シングルスを5セット戦いました。
四人で総当たり後、順位別でトーナメントです。
2位トーナメントで2勝して優勝しました。
4試合目で最後にフォアでエースを取って
終わらせたのですが右の太ももが、
左足のふくらはぎに続きつりかけました。
5分後、決勝戦です。
もう走れない、守れないので、あまり膝を曲げず、
ほぼ棒立ちみたいな感じでコマみたいに体を回してフォアを振り切って打つと、
今までより明らかに威力のあるショットがはいりサーブも同じようにはいりだし、
6ー5で勝ってしまったんです。
何発かベースラインからエースになったショットもありました。
これはひょっとしてこのメルマガの内容に関係あるのかもしれません。
昨日の感覚を大事にして精進します。
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【スリーの回答】
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Nさん
ご報告ありがとうございます!
スリーです^^
そして走れない状態での
2位トーナメント優勝おめでとうございます!
棒立ちの状態で勝利するのは大変だったと思います。
でも、
怪我の功名でしたね。
踏み込めない分、体の捻り戻しを使うことによって
威力のあるショットが打てたのは大きな収穫です。
「コマ」という表現はまさに
今までお伝えしてきた運動連鎖による体の使い方ですよ!
足が回復したら、
この感覚を意識しながら膝の曲げ伸ばしを使うと
もっと威力のあるショットが打てますので、
今回の経験を忘れないようにしてくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
まだラケットがウッド(木製)だった時代は
後ろから前への体重移動で打つという考え方が
テニスの基本でした。
でもラケットが科学の進化により、
ボールを簡単に飛ばせるようになるにつれて、
テニスの基本も変わっていきました。
体重移動だけではなく、体の捻り戻しでラケットを
スイングできるようになったのです。
軽くてしなるラケットは体重移動が無くても
ボールを簡単に飛ばすことができるからです。
だから、
「オープンスタンス」という足を前に踏み込まない
打ち方も登場したのです。
きっと、ウッドラケットで体重移動を使わずに
体の捻り戻しだけで打ったら、すぐ肘を痛めると思います。
なので、
ラケットの進化と共に変化してきた現代のテニスを
あなたもうまく自分のプレーの中に取り入れていってください。
ラケットに合った体の使い方ができるようになれば
威力もスピードも安定性も身に付きます。
そのためにも打ち方ではなく、
その時代に合った正しい体の使い方を学んでください。
体の機能を活かすという視点でテニスをされると、
「こんな考え方があったのか」と驚かれると思いますよ。
ちなみに
4月30日(日)まで『ネットdeテニススクール』という
現代テニスを特別な形で学べる通信講座の受付けをしていますので、
もし興味をお持ちならまずは詳細をご覧ください^^
では!
スリー
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